CX-5/アウトランダーPHEV/ハリアーを徹底比較 ~環境や燃費に配慮したシティ派SUV~(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正・和田清志・小林岳夫
環境や燃費に配慮したシティ派SUV
最近は軽自動車やコンパクトカーなど実用性を重視した価格の求めやすい車種が売れ筋だが、その中で注目されるのがSUVの動向だ。趣味性の強いカテゴリーで価格も高めなのに、堅調に売れている車種が見られる。
設計の新しいSUVでは、マツダ CX-5が挙げられるだろう。先代モデルはマツダのスカイアクティブ技術をフルに採用した第1弾として2012年に発売された。クリーンディーゼルターボの搭載もあって人気車となり、2016年12月に現行モデルへフルモデルチェンジしている。
プラットフォームやエンジンなどの主要メカニズムは先代モデルを踏襲したが、乗り心地や内装の質を高めて安全装備も充実させた。先代モデルを洗練させたのが現行モデルと考えれば良い。
CX-5のライバル車としては、三菱 アウトランダーがある。主力のPHEVは充電機能を備えたハイブリッドを搭載して、2リッターエンジンは主に発電機として機能する。駆動は前後に搭載されたモーターが担当する仕組みだ。
現行アウトランダーの発売は2012年10月、PHEVは2013年1月だが、その後に数回の変更を受け、2017年2月にも改良を行って充電時間を短縮するなど機能を高めた。
そしてCX-5やアウトランダーといった上級SUVの中では、トヨタ ハリアーの人気が根強い。今日のSUVでは珍しく国内市場を重視して開発され、内外装には日本のユーザーにとって分かりやすい高級感が漂う。ハイブリッドを用意したこともあり、2013年12月の発売以来、SUVの中では売れ行きが好調だ。
今回はこの3車種を比較したい。CX-5はクリーンディーゼルターボ、アウトランダーは充電可能なハイブリッド、ハリアーはトヨタの代表的なハイブリッドシステムを備え、3車種ともに環境/燃費性能に配慮されている。
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