アウディ A4 新車発表会速報
- 筆者:
スポーティで低燃費でプレミアム「新型 アウディ A4」
アウディ A4 がモデルチェンジした。A4は、アウディ全体販売台数の40%を占める主要モデルで、1972年の「アウディ 80」としてのデビューから、今回で8代目となる。環境に配慮しつつも、スポーティなプレミアムセダンとなっている。
フロントの見た目は、ウイングタイプLEDポジションライトやフロントグリルが眼を引く。しかし、外見だけでなく、中身も新デザインされており、フロントアクスル位置を相対的に154mm前に移動。フロントのオーバーハングを短くし、ロングホイールベース化された。前後重量配分も最適化され、乗り心地の改善につながっている。
エンジンは、直4 1.8L TFSIエンジンと、V6 3.2L FSIエンジンの2種類。いずれもFSIエンジンで、燃費の向上と、Co2排出量も削減されている。また、エンジン、トランスミッション、ステアリング、サスペンションの作動特性を、スイッチで選択できる「アウディ ドライブ セレクト」、および、可変ステアリングギア比を備える「アウディ ダイナミック ステアリング」がオプションで用意されている。「アウディ ドライブ セレクト」とは、長距離走行や悪路で便利な快適性重視設定の『コンフォート』、快適性と敏捷な運動性能を両立する設定の『オート』、ワインディングロードなどでも運転を楽しめる設定の『ダイナミック』の計3種類があらかじめプログラムされており、これら走行特性をボタン押下で変更できる。このセグメントでは初の機能も搭載。質の高いドライブが約束されている。
安全機能も充実。シート位置認識アダプティブエアバッグや、8個のエアバッグを標準装備。また、輸入車には珍しいリアビューカメラも用意されている。
その他、上級グレードに採用されていたMMI(マルチメディアインターフェイス)を標準装備された。「パワフルでスポーティエレガントスタイル」はデザインコンセプトだが、走行面や装備面など、このコンセプトがクルマ全体としての特徴となっている、新型A4である。
この記事にコメントする