「私をボルボでスキーに連れてって!」XC60は冬のレジャーにも最適なオールラウンドSUVだ!(2/2)

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大型のタッチパネル液晶は、手袋をしたままでもラクラク操作できる

「さすがボルボ!!」と思う部分は「操作系」の伝統がカタチは変わってもシッカリ受け継がれていることだ。

かつてボルボのスイッチは「手袋をしたままで確実に操作可能」のために大きかったが、実はタッチ式のセンターパネルは手袋のままでも操作できる赤外線式を採用。また、ドアパネルはサイドシル全体をカバーする形状なので、乗り降りで服を汚さないように配慮されるなど、雪国での使われ方をよく解っている。

で、肝心なスキーだが、志賀高原には18か所にスキー場がある。編集部Tの「XC60とスキーをしている山本さんを同時に撮影できる場所」と言う難しい提案に色々と走りまわって見つけたのが「丸池スキー場」。お正月明けの平日と言うことで、ほぼ貸切状態。

仕事だから“仕方なく”滑らせていただいた。調子に乗りすぎて、ユーミンの「サーフ天国、スキー天国」の歌詞のように「派手なターンで転んで~」だったのは言うまでもない(汗)。

雪景色だけじゃない! 不思議と古い日本の建物にもマッチするXC60のエクステリア

スキーの後は温泉…と言うことで、立ち寄ったのは古い歴史を持ち、真田の里の隠し湯として名高い「角間温泉」。その中の文人たちが愛したと言う湯治の宿「越後屋」の前まで行ったのだが、今回は時間の都合で泣く泣く入浴を断念…。

それにしても、明治時代にタイムスリップしたかのような木造三階建ての佇まいと北欧デザインが妙にマッチしていたのにビックリ。どちらも華美ではなく控えめの美学だからか!?

そして、帰り道の途中、編集部Tは「ちょっと寄ってほしい所が…」と。向かった先は長野電鉄の村山駅、やはり目的はこれだったのか?(笑)

編集部Tによれば、長野電鉄は以前都内で活躍していた数多くの電車が移管されて活躍中だと言う。今回も元は東急で使われていた車両が来て筆者もビックリ!?

このように「クルマでスキー」のメリットは、公共交通機関のように発車時刻を気にする必要もないし、目的地までダイレクトに辿り着ける。また、突発的や思いつきのスケジュール変更に対して臨機応変に対応可能だ。更にいいクルマなら、その満足度はより高くなるはず。それらを踏まえると「私をボルボでスキーに連れてって!!」だろう。

[Text:山本 シンヤ Photo:和田 清志/小林 岳夫]

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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