ボルボ 新型 XC60 T5[2014年モデル・新パワートレイン「DRIVE-E」搭載車] 試乗レポート/飯田裕子(1/3)
- 筆者: 飯田 裕子
- カメラマン:オートックワン編集部
ボルボの新パワートレイン戦略『DRIVE-E(ドライブ・イー)』とは
そんな新エンジンを搭載するボルボ 新型 XC60 T5のドライブフィールを詳しくご紹介する前に少しだけご紹介しておきたいのが、ただ今進行中のボルボの新パワートレイン戦略『DRIVE-E(ドライブ・イー』@スウェーデン。燃費や排出ガス低減など環境性能を最優先課題とし、エンジン効率はもちろん生産効率をも高め、ユーザーもボルボもこの地球にもウイン・ウイン・ウインなクルマづくりをしていこうという戦略らしい。
ポイントは以下のとおり。
■XC60にも搭載されている新開発エンジンはボルボの独自開発
■エンジンの基本設計はすべて2リッター 4気筒直噴ターボがベースとなり、様々な出力やトルクを持つガソリン/ディーゼルエンジンを開発・生産。様々な車種にも搭載が可能。
現在予定されているバリエーションはガソリン/ディーゼルそれぞれに4種類。すでに本国では、今回日本に導入された「T5」向けガソリン・ターボエンジン(245ps/350N・m)のほかに、「D4」ディーゼル・ツインターボ(181ps/400N・m)や、「T6」ガソリン・ターボ+スーパーチャージャー(306ps/400N・m)、「D5」ディーゼル・ツインターボ(230PS/480N・m)が生産されラインナップ。
■エンジン工場では同じラインでガソリン/ディーゼルエンジンの製造が可能
■組み合わされるトランスミッションは6速MTか8速ATのみ
■これまでエンジン気筒数を表していたT5やT6は、気筒数ではなくエンジンパフォーマンスの大小によって大きい方をT6、小さい方をT5と呼ぶ
この記事にコメントする