甲州ワインの底ヂカラ、知ってますか? ~「ボルボ V40」2015年モデルで巡る山梨ワイナリーの旅~(2/5)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:小林岳夫
「オーシャン・レース・エディション」ってなんですのん?
まずはこのOCEAN RACE EDITIONってなんですのん、である。
OCEAN RACEとはスペインのアリカンテからスウェーデンのイェーテボリまで実に7万3.000km、地球一周の距離を戦う世界一過酷なヨットレースのこと。「海のパリダカ」と呼ばれるそれは世界中にテレビ配信され、視聴者数は13億人とも言われている。そのレースのオーガナイザーを務めるのがボルボであることから、ボルボはOCEAN RACE の名を冠した限定車を販売しているのだ。
2015年は限定仕様がV40に施されて初登場。美麗な仕上がりを写真でも是非ご覧になっていただきたい。
■ボルボ V40に特別限定車「V40 Ocean Race Edition(オーシャンレースエディション)」登場[2015年3月31日]
まずドアを開けた瞬間に目に鮮烈なのは、オレンジのステッチが施されたリッチなホワイトのレザーシート。ちゃんと「VOLVO OCEAN RACE」のエンボスプリントがステッチと同色のオレンジ色でなされていて、スポーティーながらも上品なコントラストに心が躍る。絶妙の色のコンビネーションだ。
世界的ヨットレースの寄港地に想いを馳せる
また、センターコンソールの中央部、アルミニウムのパネルの周囲が、なにやら細かい文字で囲われている。え~っとナニナニ、『ケープタウン』とか『アブダビ』とか……? これらはレースにおいての寄港地。それぞれの港に想いを馳せながらステアリングを握るのも素敵じゃないですか。そういう浪漫めいたものにはめっきり弱い冒険野郎は、一発でこの演出にノックダウンされるだろう(はい、私のことです)。また、OCEAN RACE EDITIONには、シートと同色のオレンジのステッチが施されたフロアマットやラゲッジマットも含まれる。 正直、あんまりこれまでヨットの世界を知らなくても、この仕上がりだけでコレを買っちゃってもいいってくらいにイイ出来。というよりOCEAN RACE EDITIONキッカケでヨットレースを知りたくなっちゃう人もいると思う。大丈夫、ヨットの知識はコレ買った後でも間に合いますんで。
2015年モデルで大きくアップデートされ、ちょっぴりオトナの落ち着きも兼ね備えた「ボルボ V40」
肝心のV40自体も、2015年に突入してさらなる進化を遂げている。
まず、直4の1.6リッターターボエンジンを搭載するT4系には、新たにツーリングシャシーが採用され、これまでの、ともすれば元気すぎてカッチカチやぞ!的な、若い印象一辺倒だったスポーティーさをちょっとだけマイルドにしてくれた。
もちろんV40というフレッシュなクルマの性格を打ち消すほど落ち着かせているわけではないから、「ほどよく若々しい」という、いい着地点を見つけたようなイメージだと思って欲しい。
[その農園は、ぶどう栽培に最も最適な環境だった・・・次ページへ続く]
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