フォルクスワーゲン ティグアン 試乗レポート(2/4)
- 筆者： 松下 宏
- カメラマン：原田淳
文句なしの室内空間
外観デザインは前後ともVWのクルマであることがひと目で分かるもの。それと合わせてSUVとしての力強さがうまく表現されている。フロントはヘッドライト回りの形状などがVWらしさを表現しているし、リヤの丸型テールランプはトゥアレグからパサート、ゴルフなどを連想させるものだ。
デザインだけでなく、悪路を走るためのボディ形状もしっかり配慮されている。アプローチアングルやデパーチャーアングルなどが十分に確保されたのがそれだ。
日本ではちょっと大きめのボディとなるので室内空間の広さは十分。運転席と助手席の間はたっぷり確保されているし、後席に座っても頭上や足元には余裕があり、室内空間の広さに関しては文句なしだ。
ラゲッジスペースは標準状態で470Lの容量があり、後席のシートを倒すと1,510Lになるから、これも十分なもの。さらに助手席の背もたれを倒せば長さ2.5mの長尺物も積めるだけの空間を作れる。
インパネ回りのデザインはゴルフプラスとの共通点が多い。
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