[試乗]フォルクスワーゲン ザ・ビートル 1.4TSI ”R-Line”は ”ちょうどいい”選択肢(1/2)
- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:和田清志
VW ザ・ビートルが3グレード構成に
2016年9月にマイナーチェンジしたフォルクスワーゲン ザ・ビートルに、早くもラインナップが追加された。その名は<ザ・ビートル R-Line>。むむ、R-Lineなら以前からあったのでは? 実は11月9日新たに追加されたのは、1.4リッター TSI ガソリン直噴ターボ版。これまでの高性能仕様2.0TSI R-Lineと、ベーシックな1.2TSI<デザイン>との間を埋めるグレードというワケ。そんなザ・ビートルの全てのグレードをきっちり乗り比べてきたのが、自動車ジャーナリストの森口将之さん。森口さん、その違いを教えてください!
キャラの立ったザ・ビートルに向いたパワートレインは・・・どっち!?
先月公開した新型 フォルクスワーゲン(VW) ザ・ビートルの試乗記で、1.2リッター・ターボの<デザイン>と2リッター ターボの<2.0 R-Line>に乗って、個人的にはR-Lineのほうが好みだと書いたら、担当編集者から「意外ですね」という感想をもらった。
ヨーロッパのベーシックカーをこよなく愛し、ボディも排気量も小さければ小さいほど良いと考える、多くのモータージャーナリストとは正反対の嗜好性を持つ(でも今日の社会環境には合致している)人間なので、高性能な2.0 R-Lineを選んだことが想定外だったらしい。
ただ記事でも書いたように、VWにはゴルフという質実剛健の権化のようなクルマがあるわけで、ザ・ビートルがその点で対抗してもかなわない。やっぱりザ・ビートルはキャラの立った<ゆるキャラ>であってほしい。
そんな個人的願望に近かったのは、2リッターゆえ力に余裕があってリラックスして流せるうえに、昔の空冷水平対向4気筒エンジンを思わせるサウンドを届けてきてくれる2.0 R-Lineだったのだ。
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