フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[ACC装着車] 試乗レポート/渡辺陽一郎(2/4)

  • 筆者: 渡辺 陽一郎
  • カメラマン:オートックワン編集部・フォルクスワーゲン グループ ジャパン
フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[ACC装着車] 試乗レポート/渡辺陽一郎
「Volkswagen New Polo TSI Comfortline」(フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline) 試乗レポート/渡辺陽一郎 1 フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[アダプティブクルーズコントロール フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[アダプティブクルーズコントロール フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[アダプティブクルーズコントロール フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[アダプティブクルーズコントロール フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[アダプティブクルーズコントロール フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[アダプティブクルーズコントロール フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[FF/ボディカラー:サンセットレッドメタリック/アダプティブクルーズコントロール フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[FF/ボディカラー:コーンフラワーブルー/アダプティブクルーズコントロール フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[FF/ボディカラー:コーンフラワーブルー/アダプティブクルーズコントロール フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[FF/ボディカラー:サンセットレッドメタリック/アダプティブクルーズコントロール 画像ギャラリーはこちら

カラーバリエーションが広がり、上級モデル同等の安全・快適装備も追加される

フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortlineフォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline

マイナーチェンジしたポロ、外観はあまり変わっていないが、ヘッドランプやテールランプの形状には手を加え質感を高めている。ボディカラーは、少し深みのあるサンセットレッド、トフィーブラウン、明るいコーンフラワーブルー、さらに従来のピュアホワイト以外にダークなオリックスホワイトを加えている。

グレードの選択肢は今のところ2種類。「ポロ TSI コンフォートライン」(223万9000円)と、「TSI コンフォートライン・アップグレードパッケージ」(249万5000円)だ。

後者にはオートライト、レインセンサー、エアコンのフルオート機能、さらにミリ波レーダーの応用によって車間距離を自動調節しながら先行車に追従走行できる「アダプティブクルーズコントロール」も備わる。このほか後方の様子をモニター画面に表示するリアビューカメラ、アルミホイールなども装着した。

フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline

TSI コンフォートライン・アップグレードパッケージは、これだけの装備を加えてベースモデルに対し25万6000円の価格上昇だから、割安ともいえるだろう。

また、アダプティブクルーズコントロール/パドルシフト/ハンドルのオーディオコントロール機能は、ACCパッケージ(6万4800円)としてベースのTSI コンフォートラインにオプション装着することも可能だ。

インテリアの質感も向上

フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[アダプティブクルーズコントロール"ACC"(全車速追従機能付)パッケージ+Navi 714SDCW・リアビューカメラ装着車] インテリア

変更を受けた新型ポロに乗り込むと、内装の質感が高まったことに気付いた。インパネの中央に使われる細いメッキパーツは、控え目なデザインながらも効果的なアクセントになっている。

シートも新しいデザインを採用したが、腰の落ち着き方は従来型が少し優れていた。新型では座面の角度が水平に近づき、腰の落ち込み方が弱まったからだ。サポート性に不満を感じるほどではないが、座った時の印象は少し違う。

フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[アダプティブクルーズコントロール"ACC"(全車速追従機能付)パッケージ+Navi 714SDCW・リアビューカメラ装着車] インテリア

後席は相変わらず最小限度のスペースだ。身長170cmの大人4名が乗車して、後席に座った同乗者の膝先空間は握りコブシ1つ少々。しかも腰が大きく落ち込む。前席とは逆に、座面の前方をかなり持ち上げたから大腿部が離れることはないが、硬めの造りなので拘束感が強い。小柄な同乗者は大腿部を押された感覚になる。

[次ページへ続く]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

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