フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[ACC装着車] 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:オートックワン編集部・フォルクスワーゲン グループ ジャパン
今や希少な小型5ナンバーボディを維持する輸入車
今では5ナンバーサイズに収まる輸入車は貴重な存在だ。ミニは先ごろのフルモデルチェンジで全幅が1700mmを超えて、3ナンバー車になった。プジョー208、シトロエンC3なども同様だ。1980年代に販売されていたBMW5シリーズ(E28型)の518i、520iなどが5ナンバー車だったことを考えると、輸入車はサイズアップが著しい。
日本車にも3ナンバー車が増えて、セダンやSUVの5ナンバー車は少数になった。しかし販売統計を見ると、軽自動車が約40%に達し、5ナンバーサイズのコンパクトカーも20%前後。さらにミニバンにも5ナンバー車が多く、日本は今も「5ナンバー車の国」だ。90年代以降、3ナンバー車が増えたことで販売総数が下がった経緯もある。
こういった事情を踏まえると、輸入車で、なおかつ5ナンバー車になる「フォルクスワーゲン ポロ」は、特別な存在ともいえるだろう。
エンジン一新で22.2km/Lの低燃費性能をマーク
このフォルクスワーゲン ポロが先ごろマイナーチェンジを受けて、機能を大幅に充実させた。ボディサイズに変更はなく、全長は3995mm、全幅は1685mmに収まる。全長はフィットより40mmほど長いが、全幅はわずか10mmだが狭い。日本の道路条件でも運転のしやすい大きさだ。
変更点を挙げると、まずはエンジンが一新された。1.2リッターのターボというスペックは継続するが、現行ゴルフが採用した新しいタイプを積む。最高出力は90馬力(4400〜5400回転)、最大トルクは16.3kg-m(1400〜3500回転)で、ゴルフの105馬力/17.8kg-mを下まわる。ポロも変更前は現行ゴルフと同等だったから、数値上はパワーダウンした。その代わりJC08モード燃費は、従来の21.2km/Lから、22.2km/Lに向上している。
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