日本版コンシューマレポート 特別企画/インタビュー with フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(1/3)
- 筆者:
コンシューマレポート1周年企画!ユーザー評価No.1となった車種は!?
2010年5月~2011年5月までに、計29車種が登場した「日本版コンシューマレポート」。
そのなかで見事、ユーザー評価No.1に輝いたのは「フォルクスワーゲン ゴルフ」だった!
唯一の輸入車「ゴルフ」が、他の28車種もの日本車を打ち負かしたのだ。この結果を直接知らせる為、フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(以下、VGJ)東京オフィスを訪問した。
対応頂いたのは、同社広報部長の丸田靖生さんと、同社マーケティング本部・プロダクトマーケティング課・プロダクトマネージャーで、「ゴルフ」を担当する山崎信雄さん。
山崎さんは「ゴルフ No.1」という報告を喜ぶと同時に、その結果を以下のように分析した。
-長い間、輸入車は高級イメージが先行していた。商品ではなく、ブランドに対しての対価だった。
車体サイズではホンダ「シビック」と同等の「ゴルフ」が、排気量1.4リッターで300万円というバリュー(価値)を、日本でどう理解してもらうかがカギであった。
-そうしたなか「バリュー・フォーマネー(価値に見合った商品価格)」マーケティングを進めてきた。その結果が、こうしてユーザー評価に現れたのでは。
-ジャーナリストだけでなく、ユーザー自身が「ゴルフ」という車の価値を感じてくれたことは、非常に意義がある。
-ネット系メディアは、情報を積極的に集めるユーザーが多い。本当に良い商品かをジックリ調べる方が多い。実際に見て、乗って、確認してみようというユーザーが多い。
いわゆる「クチコミ系」でのチェックが多く、今回の結果はVGJにとって非常に有益だ。
また、デモグラ(デモグラフィックス/分布)の比較もご覧頂こう。
比較とは、日本版コンシューマレポート「ゴルフ」に参加したユーザー30名と、今回特別にVGJから提供頂いたデモグラとの比較である。
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