ロシア版ディフェンダー!? 新車で買える超クラシカルなロシア車「UAZ ハンター」
- 筆者: 武内 祐徳(MOTA編集部)
ロシアの魅力的なクルマにフォーカスする当記事。今回紹介するのはロシア自動車メーカー「UAZ(ワズ)」の本格クロカン「Hunter(ハンター)」だ。このミリタリーでレトロなルックスだが、驚いたことに2020年現在もロシアで新車を購入できるのだ。
>>80年代なインパネ・手動の窓・補助席のようなリアシート!? 「UAZ ハンター」の内外装を見る![全73枚]
そんな「UAZ ハンター」とは一体どんなクルマなのか紹介していこう。
UAZ ハンターとは、どんなクルマなのか
ロシアの自動車メーカー「UAZ(ワズ)」が製造するコンパクトな本格クロカン「Hunter(ハンター)」。2020年現在もロシアで販売されているクルマだ。
ソビエト時代に生産されていた四輪駆動小型軍用車両「UAZ-469」をルーツとしており、見た目通り堅牢で、過酷な状況下で本領を発揮するような設計となっている。
シンプルで軍事車両のようなルックス
特徴となるのは、軍用車両のようなヒンジが剥き出しのボディや、丸ライトと独特のボディラインによるユーモラスな見た目のフロントフェイスだろう。
写真だと大きなクルマに見えるが、ボディサイズは全長4050mm×全幅1775mm×全高1950mmと、ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズと同じくらいのコンパクトさだ。
実用性・耐久性を重視した内装
内装も古い本格的四輪駆動車のようなシンプルさ。インパネをはじめとし、手動の窓、補助席のよう後席など、どこを見てもクラシカルな雰囲気だ。
5人乗りの車両だが、ホイールベースは2380mmとスズキ ジムニーよりも130mm長い程度なので、多少窮屈かもしれない。
このレトロな内装にも関わらず、チャイルドシート用ISOFIXが助手席・後部座席に装備されている。このあたりは新車で購入できるクルマらしさがある。
ダート走行を重ねても壊れない、信頼性を重要視したスペック
気になるスペックだが、パワートレインは2.7リッターガソリンエンジンで、最高出力134.6馬力/4600rpm、最大トルク217Nm/3900rpmとパワフル。トランスミッションは5MTの後輪駆動パートタイム4WD。燃費は約7.5km/Lと見た目通りだ。
そしてダートを走る上で気になる最低地上高は210mmとバッチリ。フロントサスペンションはアンチロールバー付コイルサスペンション、リアサスペンションはリーフスプリング式で、乗り心地よりも信頼性を重視した仕様となっている。
ロシアでの価格は76万2000RUB(約116万円)から。
いかがだっただろうか。今回紹介したロシアの本格クロカン「UAZ ハンター」は、どこを見てもレトロであり、写真を眺めるだけでも楽しいクルマなので、フォトギャラリーも是非チェックしてほしい。
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