トヨタ ヴィッツ 新型車徹底解説(6/6)
- 筆者:
4種のエンジンと3種のミッションを用意
新型ヴィッツに搭載されるエンジンは1リッターが1種、1.3リッターが2種、1.5リッターが1種の計4種となる。駆動方式はFFと4WDで、1.3リッターが2種類用意されているのもそれぞれFF用と4WD用のエンジンがあるから(4WDは1.3リッターのみの設定となる)。組み合わされるミッションは新開発の金属ベルト式CVTがメイン。排気量に関係なくFF車にはCVTを採用。ただしスポーティモデルのRSのみ5速MTも用意。4WDには4速ATを採用する。
サスペンションはフロントがストラット、リヤがトーションビームと初代と形式こそ変わらないが新設計のタイプが採用されいる。フロントのショックアブソーバーは大径化するとともに新設計のバルブを採用し、乗り心地のアップが図られている。ステアリングのパワーアシストは、電動式を採用し燃費を向上。さらに4月にはBとFの1リッターエンジン搭載車にアイドリングストップ機構を備えたインテリジェントパッケージも追加される予定。
RSは15インチホイール対応のディスクブレーキを前後に採用するとともにペダル比やブースター特性を最適化。オプションでVSC&TRCが装着できるほか、5速MT車ならばヘリカルLSDもオプション設定されている。
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