中国版アルファード! レクサス LMやクラウンヴェルファイアの日本導入はあるのか!?

  • 筆者: MOTA編集部
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トヨタ アルファードの人気が止まらない! 2021年に入り、乗用車の販売台数ランキングでは3ヶ月連続の3位で、月平均1万1000台以上を売り続けている。400~500万円クラスの高級車としては異例のことだ。

そんなアルファードだが、日本のみならず中国でも人気を集めており、兄弟車が続々と増えているのをご存じだろうか。日本にはないアルファードのレクサス版まで用意されているのだから凄い。

そんなアルファード派生モデルは、アルファード人気の高い日本でも導入されるのだろうか。

>>人気のアルファードに更なる派生車は追加される!? クラウンヴェルファイアとレクサス LMを写真で見る![フォトギャラリー]

目次[開く][閉じる]
  1. レクサス版アルファード「レクサス LM」には4人乗りの贅沢リムジン仕様もある!
  2. 中国でミニバンの“クラウン”発表!? 突如現れたクラウンヴェルファイアとは何者だ!?
  3. レクサス LM、日本での発売の可能性は高い! いっぽうでクラウンヴェルファイアは望み薄だ

レクサス版アルファード「レクサス LM」には4人乗りの贅沢リムジン仕様もある!

レクサス版のアルファードとして誕生した「レクサス LM」(LM300h)は、今から2年前の2019年4月に開催された中国・上海モーターショー2019会場で初披露された。ちなみに時を同じくして、アルファードの兄弟車「ヴェルファイア」も中国市場へデビューを果たしている。

アルファードもかなり大きなフロントグリルが備わるが、レクサスブランド共通のスピンドルグリルが迫力十分なLMも、存在感の強さでは一枚上だ。

レクサス LMは、アルファード同様の7人乗り仕様に加え、後席を2席だけにし前後席をパーテーションで仕切った「ロイヤルエディション」の2グレードが用意されている。大型ミニバンの空間をわずか4名の定員で独占するという、実に贅沢な仕様である。写真で見てもわかる通り、巨大サイズのシートを備える。オーナー自ら運転する類のクルマでないことは明らかだ。

なお前面のパーテーションには、車載用としては最大級の大型26インチディスプレイが備わり、前方の視界を確保したい場合には昇降する仕掛けが仕込まれている。

中国でミニバンの“クラウン”発表!? 突如現れたクラウンヴェルファイアとは何者だ!?

レクサス LMの発表から2年が経過した2021年4月19日、またしても中国・上海モーターショー会場で、アルファードの派生モデルが発表された。2019年に中国導入を果たしているヴェルファイア(アルファード兄弟車)の上級仕様、その名も「クラウンヴェルファイア」だ!

クラウンは、言わずと知れた日本の老舗高級セダンブランド。中国でも古くから販売が行われているモデルであり、「クラウン(王冠)」のネームバリューは相当に高いようだ。

中国未導入だったヴェルファイアのエアロバージョンのスタイルを踏襲しており、アルファードにも負けないかなり華やかなルックスが与えられている。

なお日本仕様とは異なり、2.5リッターハイブリッドのみの設定となる。

レクサス LM、日本での発売の可能性は高い! いっぽうでクラウンヴェルファイアは望み薄だ

アルファードの4人乗り版「ロイヤルラウンジ」が消えたのは、レクサス LM導入を見据えてのこと!?

定員4名という贅沢なレクサス LM ロイヤルエディションだが、実は似た仕様がアルファードにもかつて「アルファード ロイヤルラウンジ」の名で存在していた。既に販売を終了しているこちら、日本での販売価格は1500万円(当時)だった。

アルファード爆売れ状態の今、改めてアルファード ロイヤルラウンジの販売を再開すれば、高級セダンからの代替需要も見込めるだろう。

これをあえて売らない(販売を止めてしまった)のは、そう遠くない先にレクサス LMの国内導入を控えているから…と考えればつじつまが合う。

1000万円クラスの購買層ともなると、100万円台のパッソやヤリスも一緒に売るトヨタディーラーよりも、高級車専門のレクサスディーラーで出迎えたほうが何かと都合も良さそうだ。

販売統合で命運を分けたアルファードとヴェルファイア兄弟! ここにまた新たな1台を追加する理由が見当たらない

他方、クラウンヴェルファイアについては日本導入は厳しいだろう。

トヨタは2020年春に、それまで4つあった販売チャンネルの1本化を行った。チャンネル別に用意されていた兄弟車のアルファードとヴェルファイアも、そこから併売を開始している。

これまではアルファードに客を奪われまいと必死に売っていたヴェルファイアだが、販売統合を期に旧ヴェルファイア専売店の営業マンたちも晴れてアルファード販売に特化。統合1年後の今、対抗馬のヴェルファイアは急激に売れ行きを落とし、本命人気のアルファードだけが益々売れゆきを伸ばしたのだ。

ここにあえてまた別モデルを導入する積極的な理由は見当たらない。

そんな訳でMOTA(モータ)では、レクサス LMの国内導入を予想する。2021年中の発売を期待したい!

[筆者:MOTA(モータ)編集部]

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MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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