2009年上半期ベスト・バイ・カー【国産車】/藤島知子
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:原田淳
トータルベストカー/トヨタ プリウス G ツーリングセレクション
現在の自動車ユーザーの関心は、次世代エコカーやハイブリッドカーに注目が集まっています。
なかでも、プリウスの人気は目を見張るばかりですが、3代目を迎えた新型プリウスは走りの愉しさと燃費のバランス感覚に優れている点が最大の特徴です。
燃費の良さを求めるのであれば、15インチタイヤを装着したベースグレードが38km/Lという驚きの数値をたたき出してくれますが、走り好きの私が最も気持ちよく走れたのは、17インチタイヤを装着したG ツーリングセレクション。パワーモードのスイッチを押せばストレスのない加速をもたらしてくれるし、欧米と共通の足回りは、しなやかな走りと乗り心地の良さを両立しています。
今、最も旬な一台と言えるでしょう。
ベストドライビングカー/スバル インプレッサ WRX STI A-Line
日本では冷え込みがちなスポーツカー市場ですが、想像以上に販売台数を伸ばしているモデルが、スバル インプレッサ WRX STI A-Line。
インプレッサ WRX STIはインプレッサのスパルタンモデルで、A-Lineは2.5Lターボエンジンにスポーツモード付き5ATが搭載された最上級仕様になります。
余裕のパワー感もさることながら、ラリーフィールドで鍛えられた運動性能と乗り心地を見事に両立し、使い勝手の良い居住スペースは実用性も抜群。
さらに、ワインディングを気持ち良く駆け抜けたいダンナさまと、AT車に乗りたい奥サマの要求を見事に満たしてくれるオールマイティな存在なのです。
走る状況に応じて、省燃費とレスポンス重視のモードが切り替えられる「SIドライブ」もうれしい装備です。
ベストデザインカー/マツダアクセラ
2003年に登場した初代アクセラは、欧米を始め世界各国で走りの良さとデザインが爆発的な人気を呼んだモデル。
生まれ変わった2代目のエクステリアは、フロントグリルの下方から風の流れを感じさせるような躍動感みなぎるフォルムが特徴で、洗練されたムードが漂っています。
個性を出そうとする場合、一歩間違うと取って付けた感のある装飾でクドくなってしまいがちですが、新型アクセラでは差し引いて計算された立体形状が全体にまとまり感をもたらし、爽やかなムードに仕立て上げられています。
取り回しが容易なボディサイズ、荷物も積めて後席も座れる実用的なクラスでありながら、乗っている人の主張もしっかりと伝わる存在感もアリ。
それに何といっても愛嬌溢れるニヤけ顔が、母性本能をくすぐります。
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