トヨタ プリウスプロトタイプ 試乗レポート/松田秀士編(2/3)

  • 筆者: 松田 秀士
  • カメラマン:トヨタ自動車株式会社
トヨタ プリウスプロトタイプ 試乗レポート/松田秀士編
走行 走行 松田秀士 松田秀士 フロントライト エンブレム リアランプ タイヤ エンジン インパネ ラゲッジ 画像ギャラリーはこちら

全ては空力に注力

サイドビューフロントライト

オーリスをベースとしたボディーをハイブリッド専用に新設計。そのデザインはエッジの効いたスポーティーなシルエットだ。しかし、そのフォルムは空力を徹底的に追求した結果の仕上がり。エアマネジメントによるエアロデザインを追及したとのこと。ボディーの下面もまるでレーシングマシンのように覆ったことで、エアロダイナミクスの目安となるCd値は0.25と高性能スポーツカーのレベルに達している。空力に優れるクルマは当然燃費も良くなる。

また、新型のポイントは燃料消費に間接的に影響を与える電力消費を抑えるためにヘッドライトのロービームにLEDタイプを採用し、2眼プロジェクターランプのデザインが斬新だ。

対して、インテリア素材の質感は飛躍的に向上している。また、ディスプレーゾーンと操作を行うコマンドゾーン(センターコンソールとステアリング周り)とを明確に分離して、視線移動量を低減するなどドライバーの負担に配慮している。居住空間はボディーをほぼ従来のまま(全長+15、全幅+20mm)としながらも、前席シートバックを薄型化するなどの改良が加えられ、ゆとりある室内空間を作り出している。

また、バッテリー冷却システムの効率的な配置によってトランクスペースもゴルフバック3個を収納できる445L(+30L)となった。現行型よりも静粛性と乗り心地が大幅にアップしている。

一つ気になるのは、インテリアデザインに現行モデルにあるようなハイブリット車らしい雰囲気が失われたことだろうか。

インパネメーターシフトラゲッジ松田秀士

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

松田 秀士
筆者松田 秀士

1954年高知県生まれ。僧侶の資格を持ち、サラリーマン、芸能人の付き人を経て、28歳でレースデビュー。92年には、デイトナ24時間&ル・マン24時間レースに出場。94年、インディ500マイルレースに日本人2人目のドライバーとして初参戦。2年目の95年には完走を果たし、翌年、当時日本人最高位完走という成績を残した。同じ頃から東京中日スポーツ新聞等で自動車評論活動を開始。現在も執筆活動の傍ら、レーシングドライバーとしても活躍中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

トヨタ プリウスの最新自動車ニュース/記事

トヨタのカタログ情報 トヨタ プリウスのカタログ情報 トヨタの中古車検索 トヨタ プリウスの中古車検索 トヨタの記事一覧 トヨタ プリウスの記事一覧 トヨタのニュース一覧 トヨタ プリウスのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる