トヨタ FJクルーザー 試乗レポート/森口将之(2/3)

トヨタ FJクルーザー 試乗レポート/森口将之
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トヨタ車では見られなかった、遊び心感じるディテールが満載

実車を前にして、まずはデザインへのこだわりに感心した。なによりも目立つのは名車「ヨンマル」ことランドクルーザーFJ40の雰囲気を継承するフロントマスクだが、その下のバンバーもシルバーとブラックを使い分けることで、昔の一文字型バンパーっぽい見た目をうまく表現している。

キャビンに乗り込むとまず目に飛び込んでくるのは、センターパネルやサイドトリムがボディ同色となっていること。7色あるボディカラーすべてに対応しているという芸の細かさだ。このうちサイドトリムのカラーパネルはカラーパッケージ専用装備。ユーザーならぜひ選んでおきたい。

細部に視線を移すと、インパネ両端の断面やドアのステップなど、細かい部分まで骨格や鉄板風のデザインが施されていることがわかる。ドアオープナーやシフトレバー、エアコンのダイヤルといった操作系はすべてゴツい。グローブをはめたまま操作できるように設計したとのことだが、素手でさわっても独特の骨太感が味わえる。

いままでのトヨタ車ではあまり見られなかった、遊び心を感じるディテールが満載で、走り出す前からドライバーを楽しませてくれるのである。それでいてFJクルーザーは使いやすい。フロアやシートは現在のSUVでは高めだが、センターピラーレスの観音開きなので、前席だけでなく後席へのアクセスも楽だ。

その後席は大人が楽に過ごせる空間を備え、ラゲッジスペースは樹脂フロアなので汚れたものをポンポン放り込める。横開きのゲートにガラスハッチが追加されている点もうれしい。

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森口 将之
筆者森口 将之

1962年東京都生まれ。モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト。自動車専門誌の編集部を経て1993年フリーに。各種雑誌、インターネット、ラジオなどのメディアで活動。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。グッドデザイン賞審査委員。記事一覧を見る

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