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レガシーに追いつけ！トヨタが放つ5ナンバーステーションワゴン初代カルディナ【MOTA写真館】

公開日:2020/08/05 07:30 最終更新日:2020/10/30 20:06

筆者： MOTA編集部

トヨタカルディナは、スバルレガシィが火をつけたワゴンブームの波に乗る形で1992年に登場し、乗用車であるワゴンと商用車のバンをラインナップ。ワゴンモデルがファミリー層から支持を集める一方で、バンモデルはローライダーなどのカスタムカーベースとして人気を博した。

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ハイメカツインカムを搭載したステーションワゴンカルディナ

トヨタカルディナは、ステーションワゴンのカリーナサーフ、ライトバンのコロナバンとカリーナバンを統合した後継モデルとして誕生。10代目コロナをベースとし、シンプルかつ機能的なデザインで、エンジンに1.8リッター直列4気筒 DOHC 4S-FE型、2.0リッター直列4気筒 DOHC「ハイメカツインカム」3S-FE型、2.0リッター直列4気筒 SOHC ディーゼルが搭載された。

1995年のマイナーチェンジでは、2.0リッター直列4気筒 DOHC「ハイメカツインカム」3S-GE型を搭載するを最上級グレード「TZ-G」を追加。5速MT車は最高出力175馬力、4速AT車が最高出力165馬力を発生させる。

ファミリー層からカスタムユーザーまで幅広い人気を獲得

ワゴンは1997年まで販売され2代目へ移行し、バンは2002年まで販売。初代カルディナが販売された当時、ワゴンブームだけでなくRVブームも訪れていたことから、バックドアにスペアタイヤを装着し3ナンバー登録となる「フィールドハンター」も設定されていた。

また、ワゴンはファミリーユースとして一定の支持を集めた一方、本来商用目的であったバンは、ローライダーを中心としたカスタムベースとして人気となった。

スペックや価格

■全長×全幅×全高：4,545mm×1,695mm×1,450mm～1,555mm

■エンジン

・2.0リッター直列4気筒 3S-GE型（MT：175馬力、AT：165馬力）

・2.0リッター直列4気筒 3S-FE型（FF：140馬力、4WD：135馬力）

・1.8リッター直列4気筒 4S-FE型（125馬力）

・1.8リッター直列4気筒 7A-FE型（115馬力）

・2.0リッター直列4気筒ディーゼル 2C型（73馬力）

・2.0リッター直列4気筒ディーゼル2C-T型（88馬力）

・1.5リッター直列4気筒 5E-FE型（94馬力、バンのみ）

■トランスミッション：3速AT／4速AT／5速MT

■駆動方式：FF／4WD

■販売期間

ワゴン：1992年～1997年

バン：1992年～2002年

■価格：170万9000円～233万6000円（1992年）

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