大阪オートメッセ2023を徹底レポート! 見どころ満載の最新カスタム情報を紹介
- 筆者: 岡部 和男
- カメラマン:大林博之
2023年2月10日~12日にインテックス大阪で開催された第26回大阪オートメッセ2023。「ひろげる・つながる・クルマのワクワク」をキャッチコピーに出展社数260社、出展車両台数560台、3日間の来場者数は20万5462人と本来の盛り上がりを見せてくれました。本記事では、MOTAが独自取材した各ブースの情報をたっぷりとご紹介します。
目次
- ESB/プロボックスとN-VANをディフェンダー風にカスタム
- デルタフォース/アゲ系ホイールの先駆け「デルタフォース・オーバル」に20インチが登場
- FT PORTER/ピックアップの荷台にポップアップするボックスを載せた最新オーバーランダー
- GR8/キャンパーとアウトドアという2つのコンセプトをカタチにした最新モデルを出展
- GRACE/インテリアメイクのスペシャリティブランド! 最先端の流行がココにある
- LEAP DESIGN/スーパーカーにさらなるオーラをプラス! 質感とデザインを融合したボディパーツが見どころ
- MLJ/オフロード車用に向けた最旬のブランドホイールが集結
- MOTORAGE/ラリー・トライアル参戦で培ったノウハウを活かしたオリジナルパーツ群に注目
- Revier・REIZ/貼り付け系&先進のライティングパーツで視線を独り占め
- BUAN JAPAN/オフスタイル&スポーティスタイルというキャラクターの違う2台が登場
- オフロードサービスタニグチ/ジムニーのスペシャリティショップが放つ2台のコンセプトカー
- JIMKEN TAC/ネオレトロな64ジムニーとオシャレな11ジムニー幌車両の揃い踏み
ESB/プロボックスとN-VANをディフェンダー風にカスタム
ESBブースでは、新たに立ち上げた「CLS FOX」シリーズから、トヨタ プロボックスとホンダ N-VANの2台が出展されていました。CLS FOXのコンセプトは、いわゆる”化け系”。ランドローバー・ディフェンダーをモチーフに、加工なしで取り付けできる革新的なボディキットが並びました。
プロボックス
CLSが製作したプロボックスは、「簡単に取り付けられる」「4ナンバー枠に収める」という2点をテーマとし、必要最小限の交換でディフェンダールックに仕立てられています。その名も「T-FENDER CLS FOX」。
ヘッドライトやボンネット、テールレンズは純正のまま使用し、交換するのは前後バンパーのみ。取り付けはFRP製のツメをパチンとハメ込むだけ。
丸目ヘッドライトは半円の下部分をカバーして、あとはペイントで完了。光軸は変わらないため、車検が問題ないのもポイントです。
足元にはCLSの鉄チンホイール「TC-01(15×7.0J+25)」と40mmアップする「リフトアップスペーサー」を装着。ディフェンダーフェイスにマッチする逞しい足回りに仕上がっています。
なお、プロボックスの姉妹車「サクシード」への取り付けもOKで、160系の全グレードに対応しています。
N-VAN
一方のN-VAN CLS FOXは、大阪オートメッセでデビューした1台。「+STYLE FUN」の純正ヘッドライトとフォグをそのまま使用し、フロントバンパー交換のみでディフェンダーフェイスに仕立てています。迫り出したグリル部と別体のように見えるフォグ回りのデザインワークは秀逸。
リア周りはリアバンパー中央に「リアバンパーパネル」、テールレンズを細く見せるための「テールレンズカバー」を装着し、ディフェンダールックを再現しています。
足回りはCLS FOXの「アゲバネ(25mmアップ/車検対応)」を装着。そこに鉄チンホイールの「TC-01(14×7.0J +35)」と、NANKANG(ナンカン)のマッドテレーンタイヤ「MAD STAR(165/65R14)」をインストールしていました。
シートカバーはディフェンダーの純正シートパターンをインスパイアしたもの。センターに縦3本ラインが入ったボリューム感のあるデザインです。
デルタフォース/アゲ系ホイールの先駆け「デルタフォース・オーバル」に20インチが登場
アゲ系ムーブメントの先駆けとして登場した「デルタフォース・オーバル」。発売から5、6年を経過しているにもかかわらず、その人気はますます高まっています。
もともと三菱 デリカD:5に向けて誕生したオーバルは、オフロードスタイルホイールのひとつの完成形として存在。その後、車種ラインアップを拡大し、ついに20インチモデルのデルタフォース・オーバルが登場しました。
ホイールの製造方法に“フローフォーミング製法”を採用
デルタフォースのブースでは、メルセデス・ベンツGクラス、ランドローバー・ディフェンダー、ランドクルーザー300系という3台のフルサイズSUVを展示。
今回のトピックは“フローフォーミング製法”。20インチを履く3台のSUVは車重が重くて高出力ということもあり、強さと剛性を高めるためにフローフォーミング製法を採用しています。軽量化にも貢献していることは言うまでもありません。
Gクラスとディフェンダーは純正センターキャップが付くのもポイント。ランドクルーザー300系はデルタフォースのセンターキャップが付きます。
カラーはデザインのディテールがよく見える半艶のセミグロスブラック1色。半艶カラーのおかげで、コンケーブ感がさらに増長しています。
FT PORTER/ピックアップの荷台にポップアップするボックスを載せた最新オーバーランダー
会場で人気を集めていたのが、FT PORTERのトヨタ ハイラックス。ピックアップボディの荷台に専用設計した「HDS(ハイブリッドデッキシステム)」を搭載することで、オーバーランドスタイルのキャンピングカー(8ナンバー登録)になるのというアイデアです。
ハイブリッドデッキシステムは日本で前例がないシステムのため、特許も出願済とのこと。取り付けも大きな加工をすることなく、8つの穴開けのみで設置が可能です。
デッキ内には車中泊しながら旅するためのアイテムを標準装備
ハイブリッドデッキシステムはスチール製の骨組にアルミの外板を取り付けたもので、手動で簡単に上げ下げできる垂直ポップアップルーフ(室内高1850mm/ベッド部高750mm)のほか、引き出しシャワー蛇口を備えたシンクや給排水タンク(各20リットル)を標準で装備。
さらに、UV耐性二重アクリルウインドウを左右に設置。それぞれロールブラインドとロール網戸が付いています。
垂直ポップアップルーフを立ち上げるとスライドベッドが出現し、1900mm長×1650mm幅のフラットな就寝スペースが完成。大人3人でもゆったり寝られる余裕の広さです。
スライドベッドの下には子供用ベッドとして利用できるスペースもあります。ベッドとして利用しないときには、荷物置きや腰掛けとしても利用可能。このほか、オプションパーツとして電源システム、換気扇、ルーフキャリアレール、パイプガード、オーニングなども用意されています。
ハイブリッドデッキシステムの取り付けに関しては、原則車両持ち込みで価格は税込184.8万円~(取り付け費用・構造変更費用は別途必要)。オーバーランドスタイルを思いっきり楽しみたいユーザーにオススメのスタイルです。
GR8/キャンパーとアウトドアという2つのコンセプトをカタチにした最新モデルを出展
ハイエースを中心としたカスタムやコンプリートカー販売を行う「GR8」。会場には「HIACE CAMPER GR8 MODEL」「GR8 OUTDOOR -Seaside NARROW-」の2台のデモカーが並んでいました。
HIACE CAMPER GR8 MODEL
最新作の「HIACE CAMPER GR8 MODEL」は、GR8では初となる8ナンバー登録のキャンピングカー。キャンパー特装車をベースに「2+3+2レイアウト」の7人乗りを実現したモデルです。
車両右側には出窓を備えており、上段でもゆったりと就寝できるスペースを確保。このほか、主な装備品は走行充電システム、外部充電システム、エアコン、シンク、電子レンジ、FFヒーター(燃焼式ヒーター)、リアモニターなどを搭載しています。
この車両は「グランドリ」という名称で、近くリーズナブルなキャンピングカーの「エクスペディション」もリリースするとのことで要注目です。
GR8 OUTDOOR -Seaside NARROW-
もう1台は青いラッピングが印象的な「GR8 OUTDOOR -Seaside NARROW-」。アメリカの西海岸を走るレトロスタイルをコンセプトに、丸目ヘッドライトやオリジナルのボディパーツを多数装着しています。
内装は艶感のあるクラシックレザーで統一。シートからコンソール、アームレスト、デッキカバー、ダッシュマットに至るまで、スタイリッシュな空間に仕立てていました。
カーゴスペースは両側跳ね上げ式のベッドキットを設置し、用途に合わせたスタイルチェンジが可能。アソビココロあふれる室内に多くの人が引き寄せられていました。
GRACE/インテリアメイクのスペシャリティブランド! 最先端の流行がココにある
シートカバーからフロアマットやアクセサリーに至るまで、インテリアメイクのことならお任せのメーカー「GRACE(グレイス)」。3年ぶりの出展となった今回は、4台のデモカーと最新アイテムをズラリとディスプレイしていました。
“ちょっとレトロでオシャレ”をコンセプトにしたグレイスのブランド「Crum(クルム)」のコンセプトカー3台を見てみましょう。
ジムニー
まず注目を集めていたのが、不動の人気を誇るジムニー。外装はグリーンボディにオレンジのライン、さらにホワイトのバンパー&ホイールを装着してレトロなムードに仕立てていました。
内装はキャメルカラーのアンティークレザーとカジュアル感のあるデニム生地をマッチング。外装の雰囲気に合わせたレトロな空間が魅力です。
タウンエース/ライトエース
ゴールドボディが目を引くトヨタ タウンエース/ライトエースは、バンパーとホイールをマットブラックで統一。シンプルな商用車がパッと見違えるほどにオシャレなクルマへと変身しています。
シートはアンティークレザーに千鳥生地を合わせた「アンティーク千鳥」を装着。ムレを軽減させる特徴があるほか、内包されるウレタンの効果で座り心地もよくなる快適仕様とのことです。
ハイエース
シートはラムース、パーミア、グレイスオリジナルのPVCレザーという3種類の高級レザーを組み合わせた最高級シートカバーを装着。シートサイドのバケット仕様がカラダを包み込むように設計されているため、運転姿勢を安定させて疲労感も軽減してくれます。
ハイエース専用のコンソールボックスも新登場
アンティークレザーにカジュアル感のあるデニム生地を組み合わせたハイエース専用コンソールボックス。写真はワイド用となっており、運転席と助手席で別々のアームレストを備えるアイデアパーツです。
LEAP DESIGN/スーパーカーにさらなるオーラをプラス! 質感とデザインを融合したボディパーツが見どころ
ランボルギーニ、フェラーリ、マセラティといった世界のプレミアブランドのボディパーツを取り扱う「リープデザイン」は、ランボルギーニ2台とマセラティ1台を出展。ここでは、マセラティMC20とランボルギーニ アヴェンタドールSVJの2台をピックアップ。
マセラティMC20
純正のマットホワイトボディが美しいマセラティMC20は、リープデザインが開発したカーボンパーツを各部にインストール。カスタム内容はフロントアンダースポイラー、サイドスカート、リアアンダースポイラー、リアスポイラー、ボンネットダクトウイングの5点です。
各カーボンパーツの断面はブルーで仕上げられ、レーシーなテイストをプラス。ボトムへと視線を引き付けるパーツたちが流麗なボディラインを引き立てています。
ホイールは「HYPER FORGED(ハイパーフォージド)」のLMCを、エキゾーストシステムは「Power Craft(パワークラフト)」のハイブリッドエキゾーストマフラーシステムを装着していました。
アヴェンタドールSVJ
マットブラックボディにレッドのラインが目を引くアヴェンタドールSVJには、リープデザイン製のフロントアンダースポイラーとサイドステップを装着。こちらは断面をレッドで加飾し、クール&レーシーな雰囲気が漂います。
注目はリアスタイルを引き締める「LEDテールランプKIT」。純正の豆球タイプのバックランプを換え、横長に感じるLEDテールランプを「VALENTI(ヴァレンティ)」とコラボして製作。オーナー待望のシーケンシャル機能付きフルLEDテールランプの誕生です。
ホイールはハイパーフォージドのESRを、エキゾーストシステムはパワークラフトのハイブリッドマフラーにレーシングキャタライザーをインストールしていました。
MLJ/オフロード車用に向けた最旬のブランドホイールが集結
オフロード車向けのブランドホイールの輸入を手掛けるMLJ。当ブースでは岩に乗り上げたデリカD:5とランドクルーザー300系が会場の目を引き付けていました。その足元には、選び抜かれた自慢のホイールが装着されています。
デリカD:5
デリカD:5には戦車のキャタピラーを彷彿とさせるデザインが特徴的な「BlackRhino(ブラックライノ)」製の「FUJI BR004」を装着。ボルトをあえてリムに投入せずにアウターディスクへ配置し、攻撃的なデザインを手に入れています。
カラーはホワイト、ブラック、ガンメタ、グリーンの4色で、デリカD:5にマッチングするサイズは「17×8.0J +38」。30mmリフトアップしたボディに負けないインパクトのある足元です。
ランドクルーザー300系
ランドクルーザー300系にインストールしたのは、ブラックライノシリーズでは珍しいスポークを採用したホイールの「Wanaka(ワナカ)」。リムに配置されたダミーボルトや凹凸感のある形状が特徴的で、力強さを感じさせるホイールです。
カラーはマットブラックとガンメタの2種類で、ランドクルーザー300系にマッチングするサイズは「20×9.0J +40」。アウトドアはもちろん、街乗りにもマッチするスタイリッシュな足元に仕上がっています。
そのほか、最新モデルもディスプレイ
鉄チン風のデザインが印象的な「JOURNEY(ジャーニー)」は、軽カー、軽トラック&バン、プロボックス、タウンエース、NV200をカバーするサイズ展開をスタート。
その下に並ぶ「RUGGED(ラギッド)」は新サイズの16×6.5Jサイズが追加され、ハイエースやデリカD:5にも装着が可能になりました。
MOTORAGE/ラリー・トライアル参戦で培ったノウハウを活かしたオリジナルパーツ群に注目
老舗4WDカスタムパーツメーカーとして知られる「MOTORAGE(モトレージ)」は、国内外のラリー・トライアル参戦で培ったノウハウを製品開発にフィードバックすることで知られるメーカーです。
そんなモトレージのブースでは、ラリー感あふれるスタイルにカスタムされたランドクルーザーとジムニーシエラを展示していました。
ランドクルーザー
今回、モトレージが出展したランドクルーザーは現行300系ではなく、アウトドアユースから根強い人気を集める2014年式のGRJ76K型。
外装はモトレージのフロントバンパー、リアMTRバンパー、オーバーフェンダー、サイドシルガード&ステップ、スペアタイヤブラケットを装着。緻密に仕上げられた機能的かつ堅牢な形状で、エクストリームなムードを高めていました。
エアインテークシュノーケルとルーフボックスは、さまざまなFRPの造形物を作成する「アトリエ アールヌーボー」とコラボで製作したもの。
足回りはモトレージの「TERRAサスペンションキット」で約4.5インチのリフトアップ。オフロード走行時の安心感と乗り心地の改善を実現しています。
ジムニーシエラ
迷彩仕上げのグリルが目を引くジムニーシエラには、モトレージとアトリエ アールヌーボーのボディパーツを装着。「フロントFRP-Tバンパー」に「リアFRP-Tバンパー」、さらに「エアインテークシュノーケル」がトライアルなムードを放っています。
スペアタイヤはボックス内に収納し、モトレージの「スペアタイヤブラケット」で右上に移動。ジムニー&シエラユーザーから人気のメニューとなりそうです。
足回りはランドクルーザーと同じく「TERRAサスペンションキット」を装着し、約3.5インチのリフトアップ。タイヤも235/70R16に大径化されていました。
Revier・REIZ/貼り付け系&先進のライティングパーツで視線を独り占め
軽自動車のカスタムパーツブランド「REIZ(ライツ)」と、普通自動車のカスタムパーツブランド「Revier(レヴィーア)」を展開する「エル・シー」。貼り付け&ヒカリモノを得意とする同社のブースでは、ダイハツ ハイゼットトラック2台とトヨタ GR86を展示。
ハイゼットトラック
数ある軽トラの中でも一番人気を誇るハイゼットトラック。ブースにはジャンボとトラックが並んでいました。
どちらの外装にも鏡面仕上げのステンレスを使った“貼り付け系パーツ”を各部に装着。付属の両面テープで貼り付けるだけというお手軽さが魅力です。
ジャンボのテールレンズには「フルLEDテールランプVer.1 EVO」を、トラックにはデザイン変更を施した最新の「フルLEDテールランプVer.2」をインストール。お好みのデザインをチョイスすることも可能です。
内装の注目点はドア周りに装着されたレッドの「レザードアトリム」。レクサスのデザインを取り込んだという“ダブルステッチ入りのレザー”により、室内の質感が大きくアップしています。
GR86
GRハチロクには「LEDフロントウインカーVer.2」「フルLEDテールランプ」「LEDバックランプ」を装着。なかでも、立体感のあるフルLEDテールランプはオープニングアクション機能を搭載し、ウインカーの点灯パターンやサイドマーカーランプの点灯・消灯をワイヤレスで切り替えられるスグレモノ。
バックランプもオープニングアクション機能を搭載し、ブレーキの点灯パターンを付属のスイッチで切り替えられるようになっていました。
BUAN JAPAN/オフスタイル&スポーティスタイルというキャラクターの違う2台が登場
ハイエースのコンプリートカーショップとして知られる「カズキオート」がプロデュースする「BUAN JAPAN(ブアン ジャパン)」。ブースには車中泊スタイルにカスタムされた2台のハイエースコンプリートカーが展示されていました。
RUGGEDコンプリートカー
1台目は「ゴツゴツ、頑丈な」という意味を持つ「RUGGED(ラギット)」シリーズを装着したハイエース。外装にはバンパーに取り付ける「フロントバンパーガード・ラギット X」を装着。クロカンテイストを演出しながら、ボトムへと視線を引き付けています。
足元には片側8mm厚の「ラギッドX UP-STYLEオーバーフェンダー」とアルミホイールの「ラギッドロック(16インチ)」を組み合わせてオフロードテイストをプラス。
車はトヨタ ピクシスですが、登録上はハイゼットトラックになっています
内装はインテリアパネル、ステアリング、シフトノブの3点をアンティークウッドで統一し、カジュアルなスタイリングに一新。レザーシートカバーとコンソールは新色のアンティーク レユールを採用し、統一感ある空間に仕上げています。
同じく新色のアンティークレユールのクッションを置いたベッドスペース。まるで、部屋の中にいるかのような落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
GT-Sコンプリートカー
もう1台は「GT-S」シリーズを装着したハイエース。ラギット Xに比べてスポーティな仕立てが特徴です。外装は「GT-Sボンネット」と「GT-Sフロントハーフスポイラー」を装着し、カタマリ感のあるフェイスにチェンジ。
20mm厚のオーバーフェンダーに合わせたのは、オリジナル2ピースホイールの「KB RACING 2(19×9.0J +25)」。ミリ単位のインセットが選べる2ピースならではの絶妙なマッチングで仕上げています。
内装は“ヴィンテージシリーズ”にカテゴライズされる「レザーシートカバー」と「センターコンソール」、後方にはオリジナル製品の「ボックスベッドキット」を搭載。シックな空間で車中泊が楽しめる1台です。
オフロードサービスタニグチ/ジムニーのスペシャリティショップが放つ2台のコンセプトカー
ジムニーのスペシリティメーカー「オフロードサービスタニグチ」からは、「ジムニー男子~ウインチ仕様~」と「ジムニー女子~キャンプ仕様~」の2台がエントリーしました。
ジムニー男子
まずはジムニー男子。“ゴリゴリのオフロード仕様”で戦闘力をアップしたこのジムニーには、試作の「フロントバンパーウインチタイプ」が装着されていました。
足回りは「ソルブACE40コイルスプリング」と「14段調整式ショックA14X」を装着し、リフトアップと乗り心地の調整を実現。さらに、クロスメンバー、テフロンステンメッシュブレーキホース、リアラテラル補正ブラケットVなども追加し、オフロード時の基本性能を強化しています。
「ヒッチ付スチールリアバンパー(試作)」は上面が平らなため、オプションの滑り止めテープを付ければラダーなしでもルーフに上がれるとのこと。
ジムニー女子
一方のジムニー女子はウッド柄をモチーフしたボディと、ホイールにホワイトカラーの「ガルシア・シスコ(15×5.5J +20)」を備えたオシャレな1台。足回りには「ソルブACE60サスペンションキット」と「クロスメンバー」を装着し、走行性能も底上げされています。
そのほか、「2段調整式サイドステップバータイプ」、リアバンパーガードの下に装着する「リアアンダーバー」、リアナンバーをバンパー下へ取り付けるための「ダウンナンバー移動キット」など、試作パーツも多数装着。
エンジンルームを見ると、「純正エアクリーナー用パイピングキット(試作)」を発見。パイプを前向きにすることで冷たい空気が入り、中域からのノビが出るとのこと。パイプは奥に行くほど細くなっており、流速が活かせるよう設計されています。
最後に紹介いただいたのが、天然木を家具職人による手作りで仕上げた「ジムニーウッドチャーム」。革紐を取り付けたオシャレアイテムとして人気が出そうです。
JIMKEN TAC/ネオレトロな64ジムニーとオシャレな11ジムニー幌車両の揃い踏み
大阪・羽曳野にあるジムニー専門店「 JIMKEN TAC(ジムケンタック)」からは、ネオレトロな64ジムニーと、イマドキのテイストを取り込んだ11ジムニーの2台が登場。
64ジムニー(キャンピング仕様車)
64ジムニーはレトロ顔に変身する「SSグリル」、フォグランプの装着を可能にする「ふぉぐっチメント」のほか、フロントバンパーとリアバンパーを交換。
足回りは2インチアップする「14段調整JIMKENコイルサスペンションキット」に「スペシャルメンバー」の組み合わせ。
マフラーはジムケンタック製の「ヘリテージ左出しマフラー」を装着し、サウンドもしっかりとチューニング。こちらは、「5ZIGEN」とのコラボ製品です。
ルーフには「GIWORKS(ジーアイワークス)」製のアルミルーフトップテントを完備し、キャンプや車中泊にも対応。締めると16cm厚の薄型になるスタイリッシュなルーフテントです。
11ジムニー(幌車両)
11ジムニーはレストアして幌を装着した特別な1台。ボディは防傷、防錆、防汚の効果を持つラプターライナーで全塗装し、エンジンもジムケンタックで徹底的にリビルトされています。
フロントフェンダーはジムケンタックのFRP製を装着。交換しようにもパーツがないフロントフェンダーを探している方には朗報です。
内装はPVCレザーを使用したオリジナルのシートカバーを装着。純正シートのダメージを消しつつ、新車のような空間に仕立てられていました。
次回の大阪オートメッセ2024は、2024年2月10~12日に同会場にて開催予定。今度もまたどんなワクワクするカスタムカーが登場するのでしょうか? 今から待ちきれませんね!
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一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
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これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。