アウトドアでの使い勝手や普段使いの乗り心地など多種多様なユーザーの要望に合わせて選べる! JB64ジムニー用のサスペンション「SOLVE ACE」シリーズ/オフロードサービス タニグチ【Vol.1】

自分だけの一台を作り上げられることで人気となっているスズキ ジムニー

スズキ ジムニーが多くの人に知られるようになったのは、現行のJB64ジムニーが発売された2018年頃ではないでしょうか。それまでクルマに興味のなかった人や、これまで乗っていた車から乗り換えをする人など様々なユーザーがジムニーを乗り始めるようになり、今では人気の車種となっています。

昨今では、クルマに対して個性を求めるユーザーが増加。カスタムショップなどでさまざまなパーツが豊富に取り扱われているジムニーは、自分だけのオリジナルの一台を作り上げるのに最適です。

「オフロードサービス タニグチ」

今回はそんなジムニー業界で、圧倒的な部品数を誇るカスタムパーツメーカーの老舗「オフロードサービス タニグチ」のオススメのパーツをご紹介します。

まずは「オフロードサービス タニグチ」の歴史や開発理念についてお伝えしていきましょう。

「基本性能は高く、扱いは容易」であるタニグチのカスタムパーツ

オフロードサービス タニグチ

2022年に40周年を迎えた老舗ジムニーカスタム専門店である「オフロードサービス タニグチ」。現在の代表である谷口 武氏は、2021年に就任した2代目です。

先代の代表は、日本有数の技術者で、ジムニー用のパーツを製作し、自らレースにエントリーしていた生粋のジムニー乗りでした。

また、現在の代表である谷口氏は代表になる前に、アウトドアアクティビティのガイドとして働いていたそうです。

オフロードサービス タニグチオフロードサービス タニグチ

そのため、今流行しているキャンプや、水上スポーツのSUP(サップ)、パックラフト、ベルト状のラインの上でバランスを楽しむスラックライン、岩壁や人工の壁面を登るボルダリングなどの専門家でもあり、さらにゴムボートに乗って川下りをするラフティングの日本代表にも選ばれるなどアウトドアに精通しています。

オフロードサービス タニグチ

先代が自社でカスタムパーツを制作する際に心掛けていたのが、"ユーザー目線で必要なものを作ること"。パーツごとの性能がきちんと発揮されつつ、手に持った時に満足感が得られるクオリティをユーザーに届けることを基本理念としています。

「オフロードサービス タニグチ」

現在では、先代から引き継いだ基本理念を継承しつつ、谷口氏の「クルマで遊ぶではなく、クルマはあくまで目的のためのパートナー」という考えも反映。"ストリートでの使用を前提とした実際に使用するシチュエーションでのユーザー目線"の開発を心掛けているのです。

今回はそんなユーザー目線で制作・製造を行う「オフロードサービス タニグチ」のカスタムパーツの中から、人気のJB64ジムニー用のサスペンションをご紹介します。

>>オフロードサービス タニグチのオフィシャルサイトはこちら

JB64ジムニー用のサスペンション「SOLVE ACE」シリーズ

「オフロードサービス タニグチ」

現在では、チューニングに対してハードルが少しずつ低くなっており、クルマのチューニングを自分で行うユーザーも増えているようです。そこで今回は「オフロードサービス タニグチ」のジムニー用チューニングパーツをご紹介します。

同社のJB64ジムニー用のサスペンションキット「SOLVE ACE(ソルブ エース)」シリーズは、以下の3種類をラインアップしています。

「SOLVE ACE20」

「SOLVE ACE40」

「SOLVE ACE60」

違いは車高を上げるリフトアップ量(以下リフト量)の数値ですが、それだけではありません。順にご紹介していきましょう。

入門用とするのはもったいない! エキスパートも唸る「SOLVE ACE20」

まずご紹介するのは「SOLVE ACE20」です。

リフト量が高いものに比べて安く購入することができ、20ミリというリフト量でも「SOLVE ACE20」は、ワンサイズアップをしたタイヤを履くことが可能です。初心者だけでなく、街乗りが基本で大経タイヤを履きたい人にもオススメです。

また、道路での使用感を重視しているので、走行中の右左折の際に車体が左右に傾く力を抑えてくれるなど、乗り心地もグレードアップしてくれます。

>>「SOLVE ACE20」の詳細はこちら【公式】

走行時に合わせて適正な量でコントロールしてくれる「SOLVE ACE40」

次にご紹介するのは「SOLVE ACE40」です。

40ミリは、はっきりとチューニングをしたことが分かるリフト量。一般的な乗用車から乗り換えの場合、リフト量が高すぎると車体が左右に傾く力が強くなり、操縦しにくいと感じる方が多いです。特に、スポーツカーからの乗り換えだと、よりその差が大きく感じます。

しかし、この「SOLVE ACE40」は、サスペンションが上下方向に動くときに、バネレートの硬さが変化するという特性があり、普段の乗り心地と、スポーツ走行時の左右に傾く力をそれぞれ適正な量でコントロールしてくれます。そのため、スポーツカーからの乗り換えにも違和感もなく、気持ち良く乗ることができるでしょう。

さらに、40ミリというリフトアップ量に対し、3インチクラスのリフト量に対応する強力なダンパーを組み合わせることで、オンロードでは重心があがりすぎることを抑えながら、段差の多いオフロードではサスペンションがたくさん動いてくれるロングストロークを実現するというオンオフを両立した仕様となっています。

>>「SOLVE ACE40」の詳細はこちら【公式】

オフロードメインのユーザーにオススメな「SOLVE ACE60」

3つ目にご紹介するのは「SOLVE ACE60」です。オフロードでの走行性能を最も重視した仕様のサスペンションとなっています。

急な登り下りや障害物を乗り越える際に重要となる対地障害角をしっかりと確保し、高いクロスカントリー性能を持ちます。また、車高だけでなく、タイヤが地面を蹴る駆動力であるトラクション性能も重視しているので、空転しやすい登り勾配の悪路でも操縦性と安定性を保つことができます。オフロード遊びをメインとして考えているユーザーにオススメのサスペンションです。

オフロードサービス タニグチ

さらに、オンロードでの走りもしっかりと考慮されており、JB64ジムニー特有のルーフ(屋根)の重さからくる遠心力もしっかりと支え、高いリフト量に対してもオンロードでの走りに影響がでない仕上がりとなっています。

>>「SOLVE ACE60」の詳細はこちら【公式】

一人ひとりに合った楽しいジムニーライフのためのカスタム

オフロードサービス タニグチ

クルマの走りを重視する方や、アウトドアでの使い勝手を重視する方、普段使いの乗り心地を重視する方など、ジムニーに求める要求はそれぞれ多種多様でしょう。

自分に合った使用条件に合わせて、今回ご紹介した「SOLVE ACE」シリーズの中からサスペンションを選んでみてはいかがでしょうか。最適なサスペンションを選択することで、楽しいジムニーライフを過ごすことができるでしょう。詳しくはオフィシャルサイトをチェックしてみてくださいね!

>>オフロードサービス タニグチのオフィシャルサイトはこちら

筆者   那須 一博
ジムニーや四駆の雑誌で20年以上にわたりライターとして執筆し、カメラマン・ドライバーも務める。かつてはジムニー用オリジナルパーツの製作、販売をおこなうジムニー専門店を運営。四輪駆動車によるエクストリームスポーツ「ロッククローリング」などの大会へ参加、コンペティターとしても実績を持つ生粋の四駆好き。
関連車種
この記事の写真ギャラリーはこちら

株式会社タニグチの関連記事

Brand Info -

1983年創業の株式会社タニグチは、兵庫県姫路市に店舗を置くカスタムパーツの製造および販売を行っている老舗ジムニー専門店。自社工場を持っており、バンパーなどのドレスアップパーツからリフトアップキットなどの足まわり、そして性能を最大限に引き出すチューニングパーツまで様々なジムニー用パーツを開発している。

【お問い合わせはこちらから】

Corporate Profile

企業名:株式会社タニグチ

所在地:兵庫県姫路市豊富町御蔭1110-2

TEL:079-264-4455

企業HP:こちらから