日本最後の2ストエンジン搭載!実は歴代最強?スズキ ジムニー SJ30【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部
1981年に初めてのフルモデルチェンジを実施したスズキジムニー。2代目 SJ30型にフルモデルチェンジした当時、排出ガス規制により、ほとんどの軽自動車が4サイクルエンジンへ変わっていくなか、ジムニー SJ30は悪路での低速トルクを重視して2サイクルエンジンを搭載し続けた。
ジムニーらしい走りを実現する2サイクルエンジン
ジムニーらしい走破性を維持するため、2サイクルエンジン、通称、2ストを搭載している2代目 SJ30型。2サイクルエンジンならではの低速での力強さは、今でも支持されている。
1980年頃、ほぼ全て軽乗用車が4サイクルエンジンへ移行している中、ジムニー SJ30型は生産が終了するまで2サイクルエンジンを搭載し続けた。
ちなみに、1987年に生産を終えたジムニー SJ30型が、クランクケース圧縮型2サイクルエンジン搭載した日本最後の四輪自動車である。
2代目で現在のジムニーとほぼ同じ見た目になった
一方、デザインや乗り心地は大きな進化を遂げた。独立のフロントフェンダーを廃止し、乗用車らしい内外装を纏い、乗り心地も乗用を意識したセッティングにしている。オンロード・オフロード性能を両立させた結果、より広いユーザーに受け入れられた。
4ストと2ストのエンジンスペック比較
ここで、ジムニー SJ30型と同時期に販売されていた、4サイクルエンジンと2サイクルエンジンのスペックを比較してみよう。
【4サイクル F5A型】
最高出力:31馬力/6000rpm
最大トルク:4.2kgm/4000rpm
(スズキ フロンテSS30/40型 エンジンスペック)
【2サイクル LJ50型】
最高出力:28馬力/4500rpm
最大トルク:5.4kgm/2500rpm
(スズキ ジムニー SJ30型 エンジンスペック)
最高出力こそ4サイクルエンジンの方が高いものの、最大トルクは2サイクルの方が太く、低回転から発生していることがわかる。
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