スバル XVにPHV(プラグインハイブリッド)追加!?価格や発売日、燃費など最新情報をチェック
スバル XVにPHV(プラグインハイブリッド)が追加!?最新情報をチェック
XVへのPHV(プラグインハイブリッド)搭載が北米で発表!
5月11日に北米スバルのプレスサイトにて、スバル XV(現地での名称はクロストレック)にスバル初となるプラグインハイブリッド(※)が搭載されると発表された。今回はこのXV PHV(プラグインハイブリッド)について、スペックや販売価格、燃費などを予想してみたい。
※スバル初のプラグインハイブリッドというと2009年に登場したプラグインステラを思い浮かべる方もいるかもしれないが、こちらはエンジンを持たない純粋なEVだった。“プラグイン”とはいえ“プラグインハイブリッド”ではないのである。
スバル XV PHVの発売日はいつ?
北米スバルのプレスサイトでは、スバル XV PHV(仮称)は2019年モデルとして紹介されている。とはいえ実際には2018年度中、早ければ秋~冬あたりにデビューするのではないだろうか。現行型のXVがデビューしたのは2017年4月と1年前なので、PHV追加に向けて十分な時間があったことは想像に難くない。
スバル XV PHVの価格を予想!
続いてスバル XV PHVの販売価格を予想してみたい。ヒントとなるのは、トヨタ プリウスや三菱 アウトランダーといったPHV仕様と通常のハイブリッド車、ガソリンエンジン車を併売する車両だ。これらの車両を参考に、XV PHVの販売価格を予想してみたい。
プリウス、アウトランダーともに車両価格のレンジが広いので予想しづらい部分もあるが、平均するとプラグインハイブリッド搭載で+50万円前後の値上げになっているようだ。そのためXV PHVの販売価格は260~310万円程度と予想する。
メーカー | 車種 | 販売価格 |
---|---|---|
トヨタ | プリウス | 242.9~404.4万円 |
トヨタ | プリウスPHV | 326.2~422.3万円 |
三菱 | アウトランダー | 253.8~328.4万円 |
三菱 | アウトランダーPHV | 366~478.9万円 |
スバル | XV | 213.8~267.8万円 |
スバル | XV PHV(予想) | 260~310万円? |
スバル XV PHVの燃費はどれくらい?
次にXV PHVのJC08モード燃費を予想してみたい。
一般的にカタログなどに掲載されているJC08モード燃費は、PHVが得意とする充電した電力での走行分を想定していない。そのため通常の燃費は非PHVモデルと大差なく、各メーカーはそれとは別に、EV走行分の距離を加算した燃費を算出している。下記の表をごらんいただければ、EV走行分でいかに燃費が伸びているかが実感できるだろう。
スバルXV PHVに関しては、通常燃費は17~18km/L程度、充電電力仕様想定燃費は60km/L程度と予想する。
メーカー | 車種 | JC08モード燃費 |
---|---|---|
トヨタ | プリウス | 37.2km/L |
トヨタ | プリウスPHV | 37.2km/L |
トヨタ | プリウスPHV(充電電力使用想定) | 68.2km/L |
三菱 | アウトランダー | 14.6km/L |
三菱 | アウトランダーPEHV | 19.2km/L |
三菱 | アウトランダーPEHV(充電電力使用想定) | 60.8km/L |
スバル | XV | 16.4km/L |
スバル | XV PHV(予想) | 17~18km/L? |
スバル | XV PHV(予想・充電電力使用想定) | 60km/L? |
スバル XV PHVのメカニズムをチェック!
トヨタ製ハイブリッドシステム×水平対向4気筒直噴エンジン
スバル XV PHVにはトヨタ製のハイブリッドシステムであるTHS(Toyota Hybrid Sysetm)が搭載されることが、すでにスバルから発表されている。これに組み合わされるエンジンはスバル製の水平対向4気筒直噴ガソリンエンジンだ。
排気量は公表されていないが、現行型のXVに搭載されているエンジンは2.0リッター直噴と1.6リッター。この点から、XV PHVの排気量は2.0リッターになる公算が大きい。
シンメトリカルAWDと新開発のトランスミッション
駆動方式はスバルのお家芸でもあるシンメトリカルAWDとなっている。またトランスミッションは、新開発のものが載ると公表されている。現行のXVが搭載するリニアトロニックを、PHV搭載に合わせて大幅改良するものと思われる。
スバル XV PHVの外装デザインはどうなる?
スバル XV PHVは既存のXVに新たなパワートレインが追加される形になるので、外装に大きな変更はないだろう。しかしプラグインハイブリッドであることをアピールする、ライトやフロントフェイスの意匠変更、エンブレムの追加などは行われると思われる。
過去にはインプレッサXVのガソリンエンジン仕様車とハイブリッド仕様車の間で、テールランプをクリアカラーにしたり、専用のエンブレムを追加したりといった差別化が行われていた。また似た例ではフォルクスワーゲン ゴルフをベースにしたPHVであるゴルフ GTEでは、フロントバンパーの開口部分をLEDデイライトで縁取るというデザイン上の差別化もあった。xv PHVがどのようなデザインをまとって登場するのか、期待したい。
スバル XV PHVのライバルは?
スバル XV PHVの直接のライバルとして、まず価格帯的に近いPHVモデルであるプリウスPHVが挙げられる。また同じSUVでハイブリッド機構を搭載するトヨタ C-HRも競合になるだろう。
さらに去る5月9日、三菱 エクリプスクロスのPHVモデルが2020年を目処にデビューすることも発表された。登場はまだ先とは言え、カテゴリ的にがっつり競合となることは間違いない。
スバル XVってどんなクルマ?
2010年にインプレッサの1グレードとして登場
今となっては独立した車種としてラインナップされているXVは、実は最初はスバル インプレッサの1グレードとして登場していた。ハッチバックのインプレッサに樹脂製フェンダーガードやルーフラインをつけてアウトドア風に装っていたが、足回りは基本変更はなく、特に車高が高くなっているわけではない。とは言えその雰囲気は明らかにノーマルのインプレッサとは異なるもので、当時のアウトドア車ブームと相まって、一部のユーザーの高い人気を獲得していた。
販売期間は2010年6月~2011年12月と1年半で、その後モデル末期を迎え、次期型にバトンを渡すこととなる。
2012年にインプレッサXVとして再登場
その後2012年10月に、新型インプレッサXVが登場する。今回はインプレッサと独立したニューモデルとして登場し、最低地上高もアップすることで、SUVクロスオーバーとしての独立した立ち位置を明確にしていた。またオレンジのボディカラーを効果的に用いたティザーサイトを早い段階から公開することで、販売開始前から認知度アップを図っていたのも印象的だった。
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先代インプレッサXVにはハイブリッドが用意されていた
またこのインプレッサXVには、デビュー当初からハイブリッドモデルが用意されていた。ガソリンエンジン車、ハイブリッド車ともに水平対向2リッター直列4気筒エンジンを搭載しており、駆動方式もともにスバルが得意とするシンメトリカルAWDだった。
2017年にフルモデルチェンジを敢行、インプレッサのつかない独立モデルへ
インプレッサXVは2017年まで人気モデルとして販売され続けた後、フルモデルチェンジを受けた。このタイミングで車名からインプレッサが外れ“XV”というネーミングになる。
このフルモデルチェンジで、スバルの新プラットフォームであるSGP(Subaru Global Platform)が採用され、走りの質感がアップした。また同社お家芸である先進安全技術のアイサイトは第2世代のものが搭載され、車両や歩行者を検知可能な自動ブレーキ、全車速追従機能付クルーズコントロール、アクティブレーンキープ、AT誤発進抑制制御と多数の機能を搭載している。
さらに車内7つのエアバッグに加え、歩行者と衝突した際にボンネットに展開する歩行者用エアバッグも備えている。
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