スバルを30年間支えた名機! 「EJ20型」エンジンを搭載したスバル車3選
- 筆者: MOTA編集部
2020年3月に生産を終了したスバルの名エンジン「EJ20」。1989年にスバル 初代レガシィに搭載されてから幾度となく改良が重ねられ、最終的に328馬力を発生させるまでに熟成しました。今回は30年以上にわたり、スバルの主力車種に搭載され続けた「EJ20型」エンジン搭載車種をご紹介します。
ハイパフォーマンスワゴンの第一人者!初代レガシィ
スバル 初代レガシィは、1989年に4ドアセダンと5ドアステーションワゴンのボディタイプをラインナップしてデビュー。ワゴンモデルには、レオーネから受け継いだ「ツーリングワゴン」の名が与えられています。
新開発のプラットフォームやエンジンを採用した初代レガシィは、日本にステーションワゴンブームを起こしたパイオニア的存在であるのと同時に、当時経営の危機に喘いでいたスバル(当時:富士重工業)を救った歴史的なモデルです。
初代レガシィと共にデビューしたEJ20型エンジン
1989年から30年間、主力エンジンとして活躍するEJ型エンジンは初代レガシィと共にデビューし、排気量は1.8リッターから2.2リッターまで多くのバリエーションが存在。特に「RS」グレードに搭載されたEJ20型ターボエンジンは220馬力の最高出力を発生し、当時としては最も高いパフォーマンスを発揮する2.0リッターエンジンでした。
スバル 初代レガシィの中古車相場
■中古車掲載台数:9台
■中古車相場:39.9万円~367万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年11月1日時点のデータ
EJ型エンジンを搭載したグローバルモデル!インプレッサ
1992年にデビューしたスバル 初代インプレッサは、Cセグメントのグローバル戦略車として登場。デザインでは、前後ともに横長のライトを採用し、ボディタイプは、セダンとスポーツワゴンを設定していました。
すべてのグレードがEJ型エンジンを搭載し、1.5リッター、1.6リッター、1.8リッター、2.0リッターと、現在では考えられないほど豊富なバリエーションが用意されています。
インプレッサとスバルのブランド力を上げたWRC参戦
1992年に登場した初代インプレッサ WRX(GC8型)は、インプレッサシリーズのハイパワーモデルです。1993年には、要望が多かったワゴンモデルのWRXも追加されます。
また、WRC(世界ラリー選手権)に参戦すると、1995年から3年連続でマニュファクチャラーズタイトルを獲得する活躍を見せ、インプレッサとスバルの名を世界に広めました。
スバル 初代インプレッサの中古車相場
■中古車掲載台数:21台
■中古車相場:34.6万円~211.9万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年11月1日時点のデータ
EJ型エンジンのパフォーマンスが与えられたSUVフォレスター
1997年にデビューしたスバル 初代フォレスターは、初代インプレッサをベースとしたクロスオーバーSUVで、スバル定番のEJ型水平対向エンジンにフルタイム4WDを組み合わせたシンメトリカルAWD(4WD)を採用。最低地上高の高いSUVとは思えないほど、オンロードでも高い走行安定性を発揮し、「新ジャンルのマルチスポーツ4WD」として人気モデルとなりました。
2012年以降はEJ20型エンジン搭載モデルが消滅
初代フォレスターは2.0リッター水平対向4気筒ターボを筆頭に、2.0リッターと2.5リッターの自然吸気エンジンを採用していました。しかし、2010年にマイナーチェンジされた3代目(SH型)のNAモデルで、初めて新開発のFB20型水平対向エンジンを搭載。その後2012年に登場する4代目フォレスターから、EJ型エンジンを搭載するモデルはラインナップされていません。
スバル 初代フォレスターの中古車相場
■中古車掲載台数:9台
■中古車相場:24.8万円~99万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年11月1日時点のデータ
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