スバルレガシィボクサーディーゼルエンジン試乗レポート(4/4)

スバルレガシィボクサーディーゼルエンジン試乗レポート
ボクサーディーゼルエンジン エンブレム レガシィ B4 レガシィ B4 レガシィ ツーリングワゴン レガシィ ツーリングワゴン レガシィ アウトバック レガシィ アウトバック メーター ボクサーディーゼルエンジン ボクサーディーゼルエンジン レガシィ B4 画像ギャラリーはこちら

スバルの技術が活きる “ボクサーディーゼル”

ボクサーディーゼルエンジン

その後ツーリングワゴンや、アウトバックにも試乗したが、少々気になるのは、車種や走行距離によって、音や振動にバラ付きがあったこと。静かでスムーズだったのは、走行4000kmを超えていたモデル。新車に近いクルマはまだエンジンが慣れていないためか、アクセルペダルを踏み込んだ時の音の高まりが大きかった。

しかし、水平対向エンジンはもともと左右対称(シンメトリカル)なので、バランスがよいエンジン。ディーゼル特有の音や振動に対して、このバランスの良さが生きているのだ。またディーゼルエンジンに欠かせないといわれているバランサーシャフトがないのも利点の一つだ。これが重量を軽くし、フリクションを減らしているのである。スバルのディーゼルがスポーティというのは、このような構造上の理由もある。

最後に今後の課題としては、ATとの組み合わせと、16.0km/Lの10・15モード燃費をさらに向上させることだろう。そして地球環境や経済面に貢献してゆくことも期待したい。

前へ 1 2 3 4

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

石川 真禧照
筆者石川 真禧照

1947年東京都生まれ。1970年日刊自動車新聞社入社。翌年同社退社後、フリーの自動車評論家となる。1982年「I.W.OFFICE」を設立し、自動車を中心としたメディア活動を開始。「自動車生活探検家」として、『GORO』『DIME』(小学館)、『HOT DOG PRESS』(講談社)、『カーセンサー』(リクルート)など多数のメディアで活躍、現在に至る。日本モータースポーツ記者会会員。日本自動車ジャーナリスト協会副会長。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

スバル レガシィツーリングワゴンの最新自動車ニュース/記事

スバルのカタログ情報 スバル レガシィツーリングワゴンのカタログ情報 スバルの中古車検索 スバル レガシィツーリングワゴンの中古車検索 スバルの記事一覧 スバル レガシィツーリングワゴンの記事一覧 スバルのニュース一覧 スバル レガシィツーリングワゴンのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる