スバル アウトバック Sパッケージ リミテッド 試乗レポート/岡本幸一郎(1/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
ちょい悪テイストのアウトバック誕生
2011年6月、現行モデルでは2度目となるレガシィの、恒例の年次改良が行なわれた。
ポイントは、足まわりの改良、アイサイトシステムの改良、内外装の細部の変更、新ボディカラーの追加、そして新グレードの設定などといったものだ。
詳細はニュースリリースでお伝えした通り、一見あまり変わっていないように感じられるが、実はかなり手が加えられている。中でも新設定された特別仕様車「アウトバック 2.5i/2.5iアイサイト Sパッケージ・リミテッド」については、レガシィファンを含め、気になっている人も多いことだろう。
同モデルはSUVテイストを加味したアウトバックに、スポーティなエッセンスを注入したもの。アウトバックの「2.5i Lパッケージ」および「2.5iアイサイト」をベースに、200mmの最低地上高やワイドボディはそのままに、新デザイン18インチアルミホイールおよび225/55R18サマータイヤと、ビルシュタイン製ダンパーを装着。
そしてエクステリアでは、前後バンパーをはじめ、サイドシルスポイラー、リアゲートガーニッシュをボディと同色化し、専用フロントグリル、専用フォグランプカバー、ブラックベゼルのHIDロービームヘッドランプを装備するなど、フロントフェイスの専用化が図られた。
一方、カーボン調加飾パネルやスポーティクロスのファブリックシートを備えたインテリアは、ブラック色をメインに精悍な雰囲気を演出。足元にはアルミパッド付スポーツペダルが与えられている。
また、ブレーキが通常は前後16インチ仕様のところ、アウトバックの最上級グレード(3.6R)と同じく、フロント17インチ/リア16インチのベンチレーテッドディスクブレーキが与えられる。
もともとアウトバックが持つ逞しい雰囲気に、このような都会的な洗練感が巧く融合したことで、ツーリングワゴンよりもバリューが高いように感じるのは、筆者だけではないだろう。
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