待ちに待った? 待ちくたびれた?? 新型ゴルフが遂に国内導入決定【みんなの声を聞いてみた】
- 筆者: 望月 達也(MOTA編集部)
2019年秋にドイツ本国でデビューして以来、長らく日本のフォルクスワーゲン(VW) ファンを待たせていた新型ゴルフが、2021年2月9日(火)より遂に日本国内で先行予約受注を開始した。そんな新型ゴルフについて、実際に一般ユーザー、さらには購入検討者はどう捉えているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
本国から遅れること2年近く、いよいよ国内導入が決まった新型ゴルフ
フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は2021年2月9日(火)より、2021年中に発売を予定するVW 新型ゴルフの先行受注を開始した。
現段階では正式な発売時期はまだアナウンスされていないが、2021年3月31日(水)までに早期予約した顧客全員に対し、オプション費用をサポートするスペシャルキャンペーンも展開している。
新型ゴルフのボディサイズは全長4285mm×全幅1790mm×全高1455mm。現行モデル(全長4265mm×全幅1800mm×全高1480mm)と比べると、全長20mm、全高25mmそれぞれ拡大している。
国内へ正式導入される新型ゴルフの初期ラインナップは、排気量1リッターのマイルドハイブリッドシステムを搭載した「ゴルフ eTSI Active」、排気量1.5リッターのマイルドハイブリッドシステムを搭載した「ゴルフ eTSI Style」「ゴルフ R-Line」の3種類。
SNS上でのみんなの声は?
そんな新型ゴルフについて、早速SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。
やはり最も多かったのは「日本導入が非常に遅すぎる」「コロナ禍といえどいくら何でも遅すぎる」「日本の客を見ていないのが伝わってくる」という日本導入の遅さを指摘する声。中には「欧州ではもうすぐ改良モデルの登場とかありそう…」と、既に次の改良モデルが出てくるのではと心配の声もあった。
また「現行型の在庫多すぎて捌くのに時間かかったのかな?」という見方をする声も存在した。
コストカットによる質感低下を指摘する声も
気になるデザイン面に関しては「デザインが進歩していない」「良い意味でアクの強くないデザインが特徴だったのに新型は変な色気出して魅力なし」「外装はまだしも、内装は露骨にコストカットの痕跡が…」「内装が安っぽい」とこれまた否定的な声。中でもコストカットによる主に内装の質感の低さを指摘する声がちらほら見受けられた。
それに伴い購入検討者や現行オーナーからは「現行モデルを買うなら今。最も状態がよく、大幅値引で入手できる」「新型が気になっていたが、これで安心して現行モデルが買える」「まだまだ現行モデルを乗り続けることに決めた」なんて声までもあり、新型ゴルフに対する期待値の低さを示す結果となった。
これまで日本でも定番の人気モデルだったゴルフ
初代モデルが1974年にドイツで発表され以来、およそ45年で3500万台以上が生産された世界的なベストセラーカーであるVW ゴルフ。
日本では1975年に初代を導入し、シリーズ累計では約90万台以上を輸入・販売。現行型(7代目)ゴルフも、2020年の1年間で10264台を販売するなど、モデル末期ながら輸入車モデル別新車登録台数ランキング3位(JAIA:日本自動車輸入組合調べ)と好調な数値を記録している。
これまで長きに渡り輸入車の定番モデルとして支持されてきたゴルフながら、現状では「以前に比べほとんど先進技術や安全装備の優位性が無くなった」とする見方が一般ユーザーや購入検討者に広まっている様子。
果たして、新型ゴルフは今後、国内でどんな展開を見せてくれるのか。その動向に注目していきたい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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