新型ノートが販売好調!? その売れ行きは日産を救うのか?【みんなの声を聞いてみた】

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2020年末にフルモデルチェンジした日産のコンパクトカー、新型「ノート e-POWER」が、発売後1ヶ月で月販目標台数の2.5倍となる2万台を受注するなど好調な売れ行きを示している。そんな新型ノート e-POWERについて、実際に一般ユーザー、さらには購入検討者はどう捉えているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

目次[開く][閉じる]
  1. 月間目標販売台数の2.5倍のおよそ2万台を受注
  2. SNS上でのみんなの声は?
  3. 今後も好調を維持できるかはプロパイロットの設定次第!?

月間目標販売台数の2.5倍のおよそ2万台を受注

8年ぶりにフルモデルチェンジを行い、2020年12月23日(水)より発売開始となった日産 新型ノート e-POWER。

内外装のデザイン変更に伴い高級感が増したほか、e-POWERも第二世代に進化。バッテリー容量は先代と変わらないものの、出力とトルクが向上し、新たにバッテリー残量に余裕がある場合では極力発電をしない(エンジンを始動させない)制御も採用されるなど燃費性能もアップしている。価格は205万4800円~218万6800円(税込み)。

発売開始から約1ヶ月が経過した2021年2月1日(月)には、日産は新型ノート e-POWERの販売状況について、月間目標販売台数の2.5倍となる、およそ2万台の受注を集めていると発表した。

SNS上でのみんなの声は?

ラインナップの拡充で今後は更にヒットするであろうという見かた

そんな新型ノート e-POWERの販売状況について、早速SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

意外にも一定数存在したのが「思ったよりも受注が少ないように感じた」「あれだけ話題となった割に少し物足りない数字にも思う」という声。発売開始から約1ヶ月でおよそ2万台という数字でも、前評判の高さや話題性に対して少ないと捉えているようだ。

それでも「e-powerだけの割に2万台は良い数字」「このあと高級派生車と4WDとが追加されれば更に台数が増えそう」「これからバリエーションが出てくることを考えればまずまずの出だし」「4WDが追加されればさらに雪国でも売れるだろう」と、今後登場予定の4WDモデルや新型ノートの高級版とされる「ノート オーラ」に期待しており、ラインナップの拡充で今後は更にヒットするであろうという声が多数見受けられた。

中でも「300万は高いと思ったが、試乗後はその価値はあると思った」「試乗したら旧型とは次元が違うほど良くなっててびっくり」「試乗してこれは乗りやすいなと思った。質感も安っぽさがあまり無い」と、実際に試乗した結果、新型ノート e-POWERを高く評価する声がいくつも存在した。

今後も好調を維持できるかはプロパイロットの設定次第!?

2020年は、2月に「ホンダ フィット」と「トヨタ ヤリス」がそれぞれフルモデルチェンジを実施するなど、各メーカーを代表するコンパクトカーが相次いで登場した1年だった。ヤリスはコンパクトSUVタイプの「ヤリスクロス」も用意し2020年の年間販売台数1位を獲得するなど、各社とも販売状況は非常に好調である。

そんな中、最後発となった日産の動向に注目が集まっていたが、一般ユーザーとしては概ね順調な滑り出しと捉えているようだ。

新型ではe-POWER専用となり、先代から価格が上昇。さらに、特徴の一つである新たにナビリンク機能が追加された先進運転支援技術「プロパイロット」も、高価なNissanConnectナビゲーションシステムとセットで選ばなければ成立せず、40万円強のオプション価格が上乗せに。しかも先進装備の多くが218万6800円の最上級グレードでしか選ぶことが出来ないという状況の中、それでも結果を残してきた新型ノート e-POWER。

「高価なオプションのプロパイロットは装着しない」との声も

中には「オーダーしたがプロパイロットは高いからつけなかった」「街中メインの使い方だから高額なプロパイロットはやめた」と、装着率41%を記録した新しいプロパイロットも、日常での使い方を想定してあえて装着しなかったという声もちらほら見受けられた。

ラインナップの拡充で今後は更にヒットするだろうと予想されるが、やはり課題としては、分かりやすいオプション構成、もしくは中間グレードにもプロパイロットを装着した特別仕様車の登場などが挙げられるだろう。

2012年に登場し、2017年~2019年まで3年連続で国内コンパクトカー販売台数No.1を獲得するなど、好調を維持した先代のように新型ノート e-POWERもロングヒットとなるのか。今後の展開からまだまだ目が離せない。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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