ダットラの再来!? 日産の新型トラック「ナバラ」のゴツカッコ良さに惹かれる!【日本にない日本車】

画像ギャラリーはこちら

海外の田舎町でふと見かけた見慣れない日本車にグッと惹かれることがある。その代表格は「ピックアップアップトラック」。中でも80年以上に渡り生産し続けている日産のトラックは、世界で愛され続けているロングセラーモデルだ。40代以上の方なら、ダットラこと“DATUN(ダットサン)”の名でピンと来るはず。そんなダットラの再来とでも言うべきカッコいい新型トラック「ナバラ」をご紹介する!

ゴツカッコいい! 最新の“ダットラ”を写真でサクッと見てみる[画像52枚]

日本車を世界に広めた功労者(車)「ダットサン」の後継モデル

日産は2020年11月5日、ピックアップトラックの「ナバラ」の新型モデルを発表した。国によっては「NP300ナバラ」「フロンティア」などの名で売られるD23型トラックは、2014年にフルモデルチェンジを実施。スペインやタイ、中国などで生産されるグローバルモデルで、今回大きな改良を図った。

ナバラのご先祖は、戦前の1935年から生産を開始した「ダットサントラック」にまでさかのぼる。戦後から10数年後の1950年代からは早くも輸出を開始。1980年代には北米での現地生産も始まっている。ダットサンはトヨタのハイラックスと共に、日本車の名を真っ先に世界へ広めた功労者(車)なのである。

日本では2002年にD22型の販売を終了しているため、ダットサントラックはすっかり過去の名称になってしまった。しかし名前こそ変わってしまったものの、85年に渡る歴史を重ね今も世界で戦い続けている日本車であることに変わりはない。

乗用車と同等の快適性や安全性を確保

世界で愛されるピックアップトラックの日産 ナバラ。単なる商用車としての用途に留まらず、悪路が多い新興国ではファミリーカーとしても重宝されている。さらにアウトドアレジャーなどの趣味の道具をどっさり積み込めるレジャー用途車両としても、古くから根強い人気を誇る。

そうした旺盛な需要に応えるべく、今回のモデルチェンジは剛性強化や足回りの改善、静粛性の向上によって、快適性や運転性能が高められた。安全面では、インテリジェント エマージェンシーブレーキ(緊急自動ブレーキ)やインテリジェント FCW(2台先の動きを検知するシステム)など、乗用車同等の先進運転支援技術も備わる。さらにアラウンドビューモニター(360度モニター)四駆の低速走行時の周囲を確認できるオフロードモニターも追加された。

デザインテーマはズバリ「頑丈」!

そして外観デザインも大幅にリニューアルされているのも今回の大きなニュースだ。デザインテーマはズバリ「頑丈」。無骨さと力強さを表現した新デザインでグッと格好良く生まれ変わった。

その特徴を強調する新グレードが「PRO-4X」。アクセントカラーオレンジが際立つブラックのエンブレムやブラックグリル、17インチのゴツいオールテレインタイヤなど、随所がカスタマイズされている。

日本での復活はある!? その際には「ダットサン」の名で!

まずは2020年12月よりタイで販売開始を皮切りに、世界展開を図る日産 新型ナバラ。日本市場への導入はあるのだろうか。

2017年、同じタイで生産されるトヨタのピックアップ「ハイラックス」が日本へ輸入された。折しもアウトドアブームが再来。SUVよりもさらにタフで屈強なピックアップトラックの道具感は、本物志向のユーザーにぴったりとハマったようだ。実際、週末のキャンプ場や海山で、ハイラックスは急速に姿を増やしている。そんな状況の中、日産も新型ナバラを日本市場へ導入しない手はないだろう。

そしてもし国内へ再導入するなら、ぜひ「ダットサン」の名で華々しく復活を遂げて欲しい!

[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)]

日産/ダットサン
日産 ダットサンカタログを見る
新車価格:
199.8万円301.8万円
中古価格:
59.9万円575万円
日産/エクストレイル
日産 エクストレイルカタログを見る
新車価格:
360.1万円533.3万円
中古価格:
29.8万円574.9万円
日産/テラノ
日産 テラノカタログを見る
新車価格:
268.7万円339.8万円
中古価格:
64.2万円265.3万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産 ダットサンの最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産 ダットサンのカタログ情報 日産の中古車検索 日産 ダットサンの中古車検索 日産の記事一覧 日産 ダットサンの記事一覧 日産のニュース一覧 日産 ダットサンのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる