ソーラー蓄電で災害時にも安心! 軽キャンピングカー「ミニチュアクルーズSV」

  • 筆者: 武内 祐徳(MOTA)
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アウトドア好きのMOTA編集部員が「ジャパンキャンピングカーショー2020」に登場した魅力的なキャンピングカーをピックアップ!

今回は「岡モータース」が展示していたスズキ エブリイの軽キャンパー「ミニチュアクルーズSV」を紹介します。

>>まるで超コンパクトなホテル!? 「ミニチュアクルーズSV」の内装写真を画像で見る![全24枚]

コンパクトな車体でありながら、充実した機能により居住性も高く、ソーラーでの蓄電も可能な軽キャンパーが登場しました。旅をしながらリモートワークをしたり・・・なんて人にも最適な仕様かもしれません。

アウトドア好き・車中泊に興味がある人は是非チェックしてみてくださいね!

目次[開く][閉じる]
  1. 上質・便利を兼ね備えた軽キャン「ミニチュアクルーズ」
  2. ソーラーパネルから大型サブバッテリーへ蓄電 家電も使用可能!
  3. 小さなボディに快適装備が詰まったインテリア
  4. 次回予告

上質・便利を兼ね備えた軽キャン「ミニチュアクルーズ」

ミニチュアクルーズシリーズには4タイプが用意されており、今回はそのうちの1つを紹介します。

同シリーズのベース車両はスズキ エブリイ。 軽自動車の中でも最大クラスの荷室空間を持ち、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能など安全装備も充実。クラストップの燃費性能など、仕事の相棒にも最適な軽バンです。

そのエブリィに、上質な空間と長旅を可能とする蓄電機能を付け加えた軽キャンピングカーが「ミニチュアクルーズSV」です。

▼前回紹介したスタンダードモデルの「ミニチュアクルーズ」の記事はこちら!

ソーラーパネルから大型サブバッテリーへ蓄電 家電も使用可能!

ミニチュアクルーズSVの最大の特徴は充電と蓄電が可能ということです!

85Ah×2つで合計170Ahの大型のサブバッテリーを搭載し、ルーフに備わったシャープ製のソーラーパネルからバッテリーへ充電できるようになっています。

正常波100Vの1500Wインバーターを標準装備しているので、合計1500W以内であればスマホの充電はもちろん、ドライヤーなどの電化製品が同時使用が可能となっています。

さらに車外でも100V家庭用電源が簡単に使えるように、リアバンパーにアウトプットが用意されていますので、外で炊飯器を使ったり・・・なんてことも。

メインバッテリー&サブバッテリーの電圧表示、各電装システムを制御するインフォーメーションコントロールパネルも装備されているので、電圧の低下や電力の残量を確認しながら使用可能です。

アウトドア時はもちろん、もしもの災害時でも電源が確保できるのは安心ですよね。

小さなボディに快適装備が詰まったインテリア

スタンダードモデルのミニチュアクルーズと同様に、テーブルを組み合わせることで広いテーブルを作ることが出来るようになっています。右の棚から跳ね上げ式のテーブルが展開後、ボトルホルダー付きのテーブルを組み合わせるだけ!

はめ込むテーブルはベッドキット下の収納に収められており、引き出し式の収納なのでリアゲートを上げればすぐに取り出すことも可能。

さらにこちらのテーブルは、リアゲート下でも使えるようにデザインされていました。簡単に大きなテーブルを確保できるというのは、アウトドアにおいて貴重ですよね!

スライド式スパイスラック・電子レンジ

奥に入れた調味料などを簡単に取り出せるスライド式スパイスラックは、調理をする上で便利そうですよね。長旅をすると調味料が複数欲しくなりますし、かといって数が多ければ収納場所に困る・・・という悩みを解決してくれる仕様となっています。

また、電子レンジも装備されています。電子レンジがあるというだけで、調理の幅も広がりますし、常に暖かい食事を取れるというのは旅の質をあげてくれそうです。

これらはシャッターを閉じて隠すことできるようになっています。大きな振動を受けたとしても、シャッターによって棚の中身がベッドに落ちないというのも良いですね。

リクライニング機能&収納付きのベッドキット

寝心地の良い厚みのあるクッションに、室内を明るく見せてくれるオークホワイト色ファブリックのベッドキットが装備されています。

ベッドキットにはリクライニング機能も! 読書をしたりテレビを見たり、リラックスするのに寄りかかる場所があるのは大事ですよね!

ベッドの下には大型の収納も用意されています。 どうしても場所を取ってしまうアウトドア用の折り畳み椅子が収納可能です。

車内でも車外でも使える! 伸縮式シャワー付きシンク設備

シンク&伸縮式シャワーヘッドも使い勝手はバッチリ。車内で食器を洗うのはもちろん、シャワーヘッドを外まで引っ張り出せるので、顔を洗ったり、泥で汚れたアイテムなども洗い流すことが可能となっています。

複数グレードから選択が可能

標準仕様「PAグレード」の価格は255万円から。キーレス、リヤスモークガラス、全面UVカットガラス、セキュリティアラームが追加された「PAリミテッド」は257万円。スズキセーフティサポートが装備された「JOIN」グレードは272万8000円など、様々なグレードも選べるようになっています。

いかがだったでしょうか? 長旅をしたいという人にとって魅力的な装備が揃った「ミニチュアクルーズSV」をご紹介しました。 これであれば、旅をしながらリモートワークなんてことも可能ですし、電源も確保できるので、もしもの災害時にも心強い軽キャンピングカーでした。

▼内装が気になるという人は、関連記事のフォトギャラリーをチェックしてくださいね!

次回予告

次回も引き続きキャンプ好きのMOTA編集部員が注目するキャンピングカーを特集します!

掲載は2020年5月15日(金)の12時頃です! 次回もお楽しみに!

[筆者:武内 祐徳(タケウチ ヒロノリ)]

スズキ/エブリイ
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新車価格:
113.7万円181.9万円
中古価格:
10.5万円430万円

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