渋滞で停止した時、Nレンジに入れる? それともDレンジのまま?【みんなの声】

  • 筆者: MOTA編集部

渋滞で停止した時、シフトはどうしてますか?

渋滞にハマるとブレーキを何度も踏むので、結構疲れますよね。完全に停止した時など、みなさんはシフトをどれに入れているのでしょうか。そこで今回は「信号待ちや渋滞で停止した時、Nレンジに入れる? それともDレンジのまま?」という質問で、MOTAのTwitterフォロワーの皆さんにアンケートを実施しました。

■渋滞時はDレンジ? Nレンジ? 皆さんの意見を見る

※ドライブレンジ:Dレンジ、ニュートラルレンジ:Nレンジ、パーキングレンジ:Pレンジ

Q.信号待ちや渋滞で停止時、Nレンジにいれる? それともDレンジのまま?

■ATでも渋滞にハマったときは必ずN(ニュートラルレンジ)に入れる:57%

■D(ドライブレンジ)のままサイドブレーキを引く:43%

(投票数:167票)

それでは皆さんの意見を見てみましょう。

皆さんの声

・アイドリングストップ車はドライブのまま。しばらく動かない時はNレンジ。

・以前は不意に走り出すのが怖くてNレンジに入れていたが、慌てて発進しようとしてNレンジに入れているのを忘れ、アクセルをふかし更に慌ててDレンジに入れ急発進してしまい、とても怖い思いをした事が有る。それ以来はなるべくDレンジに入れたままにしている。

・Pレンジに入れる

・渋滞で長い停車が続いてもDレンジのまま脚でブレーキを踏み続ける。脚がどうしても疲れた時だけNレンジに入れてサイドブレーキ。Dレンジのままサイドブレーキは絶対にしない。

・Dのままサイド引く、信号待ちでも同様。

・止まってる時間にもよるが、Nレンジにいれてサイトブレーキ。Pレンジに入れるとバックランプが一瞬でも点灯するので、後ろの車に不安をあたえる気がするためPレンジにはいれない。

・最近は渋滞時にACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール:前走車との適切な車間距離を維持しながら追従走行し、ドライバーの運転負荷を軽減する機能)を使用する人も増えてきているのでは。

・Dレンジのままサイドブレーキは、サイドの戻し忘れも発生するため良くないと思う。電動パーキングブレーキによって発進時に自動解除されるならアリだとは思う。

・渋滞時に眠気によって突然気を失う可能性もあるとを考えると、Nレンジ+サイドブレーキ、又はPレンジとサイドブレーキ。もちろんブレーキペダルは出来るだけ踏むようにはしている。

調査を終えて|Nレンジにすべき?それともDレンジのままのほうが良い?

調査の結果、Nレンジに入れるという人の割合は、回答者の6割弱という結果になりました。

ブレーキを踏み続けると疲れてしまうからという理由で、Nレンジに入れてサイドブレーキを掛けて足を休ませたいという意見もありました。しかし下記の理由から、Dレンジに入れたままにしたほうが良いようです。

・1.シフトチェンジを頻繁に行うと微小ですがシフトにダメージがあること(古いクルマやATが弱いクルマは特に注意が必要です)。

・2.Nレンジに入れサイドブレーキを掛けただけだとブレーキランプがつかず追突の恐れがあること(結局Nレンジに入れてもブレーキを踏み続ける必要があります)。

・3.Nレンジに入っているにも関わらずDレンジに入っていると勘違いしてアクセルを踏んだ場合に空ぶかしとなり、そこで慌ててNレンジからDレンジに入れると急発進をする可能性もあり大変危険なこと。

Dレンジのままだと燃費が悪くなる?

Dレンジでアイドリングをしながら停車していると、燃費が悪化するのでは? という懸念があるかもしれません。しかしニュートラルコントロール(ニュートラルアイドル制御、オートニュートラル機構など名称は様々)が搭載されているクルマであれば、わざわざ手動でNレンジに入れる必要はありません。

クルマが完全に停止した時に、Dレンジのままアイドリング状態でブレーキペダルを踏んでいれば、トランスミッション内部で自動的にNレンジになるためです。手動でNレンジに入れるよりもミッションに負荷がかからないようなシステムとなっています。

このようなことからもDレンジからNレンジに変更しないことをオススメします。

[筆者:MOTA編集部]

【毎週火曜日・土曜日は、クルマにまつわる質問を調査する連載「みんなの声」をお届け! 次回もお楽しみに】

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。現在総勢9名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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