「モータースポーツジャパン 2013 フェスティバル イン お台場(MSJ)」イベントレポート

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  • カメラマン:モータースポーツジャパン/オートックワン編集部
「モータースポーツジャパン 2013 フェスティバル イン お台場(MSJ)」イベントレポート
「モータースポーツジャパン 2013 フェスティバル イン お台場」ドライバー集合写真1「モータースポーツジャパン 2013 フェスティバル イン お台場」ドライバー集合写真1 「モータースポーツジャパン 2013 フェスティバル イン お台場」ドライバー集合写真2 FIA国際自動車連盟ジャン・トッド会長がモータースポーツジャパン2013に登場。 井原慶子さん、ジャン・トッド会長、近藤真彦スーパーバイザー モータースポーツジャパン 2013が開催された、晴天の東京・台場の特設会場 全日本ジムカーナ「 EXEDY 11A BRZ」 トヨタ86(全日本ラリー選手権)白煙を上げて激しいパフォーマンスを繰り広げた。 トヨタ86(全日本ラリー選手権) スバル BRZ(全日本ラリー仕様) スバルWRX STI(全日本ラリー仕様) 画像ギャラリーはこちら

入場者数は2日間で9万4490人

FIA国際自動車連盟ジャン・トッド会長がモータースポーツジャパン2013に登場。

10月13日(日)~14日(月・祝)に、「モータースポーツジャパン 2013 フェスティバル イン お台場(以下MSJ)」が東京・お台場特設会場で開催された。晴天の中開催されたこのイベントの入場者数は、2日間で9万4490人とクルマやモータースポーツへの関心の高さがうかがえた。

今年の同イベントには、FIA国際自動車連盟「ジャン・トッド会長」や、F1ロータス・ルノーのドライバーである「ロマン・グロージャン選手」ら国内外の有名ドライバー達が多数登場。来場していたモータースポーツファンにとって更にスペシャルなイベントとなった。

激熱!走行エリア

MSJの中でも大人気イベントである「メーカー対抗カート大会」走行を終え、ルノー 新型 ルーテシア ルノー・スポールのルーフに登ってファンサービスを魅せるロマン・グロージャン選手

間近に様々なジャンルのモータースポーツを都心で体感できるのは、MSJならではの魅力だ。MSJ会場の中心に設けられた走行エリアでは、「同乗走行」やスーパーGT車両はもちろんのこと、スーパーフォーミュラカーやラリーカー、バイクなどのモータースポーツ車両による激しい「デモ走行」が繰り広げられた。エキゾーストサウンドやタイヤスモーク、オイルの匂い、タイヤの匂いがクルマ好き、モータースポーツファンにはたまらない。モータースポーツに興味がなかった人も刺激的な体験になったのではないだろうか。これは元々モータースポーツが好きな人はもちろん、何気なしにこのイベントに寄った人が体験する不思議なマジックなのである。

そんな走行エリアのイベントの中で行われ、MSJ全体を通しても特に大人気な「メーカー対抗カート大会」に注目したい。トヨタ・ニッサン・ホンダ・スバルの各メーカーのトップドライバーたちがチームを組み、1日2レースを戦った。

このイベントでは豪華ドライバーが競演するが、緊張感漂うシーズン中のサーキットでは見られないようなお茶目な姿も見ることができる。しかしドライバーは皆負けず嫌いなので、勝負自体は真剣そのもの! 初日は両レースともにニッサンが勝利し、2日目は1レース目はホンダ、2レース目はニッサンが勝利と、ニッサン勢が強さを見せた。

また「auto sport ピットストップチャレンジ対決」も見逃せない。この勝負は、サーキットでしか見ることのできないタイヤ交換作業の早さを競う。ピット作業がレースの勝敗を左右することもあるので、メカニックは普段から練習を積んでいるのである。ここでもニスモ、LEXUS Team ZENT CERUMO、TEAM無限の3チームによるプライドをかけた負けられない戦いが繰り広げられた。その結果、1日目は無限が勝利し、2日目はピット作業に定評のあるニスモが勝利した為、合計得点が同点に。なんと、最終的にはメカニック同士のじゃんけん対決の末、TEAM無限が勝利した。11月2日(土)~3日(日)に、ツインリンクもてぎで開催されるスーパーGT最終戦でのピット対決はどうなるのか、そこにも注目すると更にスーパーGTを楽しめること間違いなしである。

くま吉が乗りこんだ、トヨタ・ランドクルーザー200ラリー車(2013ダカールラリー)全日本ジムカーナ「 EXEDY 11A BRZ」木下真輔選手がKTM 1190 RC8 R(スポーツバイクフリースタイル)によって行った、エクストリーム・デモ・ライドショー08年のスーパーGTチャンピオンマシンであるXANAVI NISMO GT-R・auto sport ピットストップチャレンジ対決ダカールラリー2014のトラック部門に参戦するマシン「日野レンジャー」

<トヨタ>

[トヨタブース]
[トヨタブース][トヨタブース]

トヨタブースでは「監督トークショー」が開催され、星野 一義監督・舘信秀監督・近藤真彦監督が登場し、ステージ前は沢山の人で溢れかえっていた。

また、トヨタのドライバーによる「サイン&握手会」・「ハイブリッドクイズ」・「トークショー」が聞けるなど、ドライバー参加のイベントが多く常にブース前には人だかりができていた。

「スーパーGT&スーパーフォーミュラトークショー」では大嶋和也選手・中嶋一貴選手・伊藤大輔選手・立川祐路選手・平手晃平選手・脇阪寿一選手・石浦宏明選手が登場し、豪華メンバーがこうして並ぶと凄い迫力。しかし、ユニークなトークで終始笑いの絶えない様子であった。ドライバーは普段サーキットではピリっとしているが、普段はとても親しみやすく面白いと感じられる、そんなイベントなのだ。

<ニッサン>

[ニッサンブース]
[ニッサンブース][ニッサンブース]

ニッサンでは、08年のスーパーGTチャンピオンマシンであるXANAVI NISMO GT-RやR32GT-R #12 カルソニックに乗ることのできる「コックピットライド」や、「ドライバーサイン会」をはじめとするドライバーやマシンを間近で見られるイベントが盛り沢山。ドライバートークショーはもちろんのこと、日産創立80周年記念ということで、特別企画として「親子トークショー」・「レジェンドトークショー」なども開催された。

中でもレジェンドトークショーには長谷見昌弘監督・星野一義監督・近藤真彦監督・本山哲選手が登場。現在、スーパーGTのトップドライバーである本山選手が一番若手であるという不思議な感覚。まさに伝説のドライバーによる80周年記念にふさわしいトークショーであった。

<ホンダ>

[ホンダブース]
[ホンダブース][ホンダブース]

ホンダブースでは「ホンダRA272」のエンジン始動をするイベントがあり、ブースの周りには多くの人が。それもそのはず、ホンダが1965年のF1世界選手権参戦用に開発した、フォーミュラカーでありF1初優勝を記録したマシンなのである。

トークショーには武藤英紀選手・中山友貴選手・小林崇志選手が登場し、残りあと1戦となったスーパーGT、300クラスのシリーズ争いで現在トップのTEAM無限の武藤英紀選手のチャンピオンにかけた意気込みが聞けるなど、終始和やかなムードであった。

その他にも魅力的なイベントが盛り沢山あったモータースポーツジャパン2013!

ここでは紹介しきれなかったイベントの模様はフォトギャラリーをチェック!

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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