ルノー 新型「トゥインゴ」発表会はパリコレスタイルで/モデルのIVAN(アイヴァン)さんが2面性を演じ分け(2/3)
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:オートックワン編集部・ルノージャポン
フロントタイヤはアッと驚く49°の切れ角!
新型トゥインゴの全長は3620mmと短い。わずかな路上の隙間でも駐車しやすいサイズだ。しかし3ドアだけだった先代(全長は3600mm)とは違い、今度のモデルは5ドア。全長はわずか20㎜しか延びていないのに、後席の足元空間をクラス最大の136㎜も確保している。
これはホイールベース(前後輪の車軸間隔)が125mmも延長されたことが大きい。だがそうすると半面で、小回り性能は損なわれるはずだ。
しかしそうならないのが新型トゥインゴの賢いところ。前輪の切れ角がハンパないのだ。普通のFFコンパクトクラスで約30°のところ、トゥインゴは49°も切れるというから凄い。何故ならそれは、前輪の切れ角を邪魔するエンジンや駆動系がないから。
おかげで、日本の軽自動車も驚く最小回転半径4.3mを実現させた。
冒頭のファッションショーで、そしてブレンさんのプレゼン中もステージをクルクルと駒のように回ってみせたのは、驚異の小回り性能のアピールでもあったのだ。
助手席まで前倒しすれば2.2メートルの長い荷物だって積み込めます!
一方で、夏にはバカンスを愉しみ、大荷物を抱え休暇を取るフランス人にとって、荷室の積載能力も気になるところ。なんせリアにはエンジンという荷物がぶら下がっているのだ。
しかしそこも抜かりない。床こそ少し高めだが、このコンパクトボディにして174リットルの容量を確保。さらにカーゴポジションなら219リットルまで拡大する。
そのうえ、後席のみならず助手席まで前倒しすることが可能で、最大2.2mの荷物まで載せることが出来る。後席も50:50で分割可倒式だから、縦に2名乗車すればIKEAの家具だって積んで帰れますよとブレンさんは言い、会場を笑わせた。
搭載されるエンジンは90ps/135Nmを発生させる直列3気筒の0.9リッターターボ。6速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされる。JC08モード燃費は21.7km/L。ルノー車では初の(!)エコカー減税適合車となり、自動車取得税が20%、自動車重量税が25%減税される。
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