その乗り味、「ベテランの芸妓はん」の如し! ~ルノー メガーヌ ZEN(ゼン) 試乗レポート~(3/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:島村栄二
ルノー本来の味わいをいちばんに堪能出来るクルマ、メガーヌ
このベースグレードの登場で、やっとラインナップを完成させたムードが漂うのは非常に喜ばしい。
なぜならばやはりルノーと言えばカングー…じゃなくて、本来はメガーヌであり、メガーヌこそがルノーの味わいをいちばんに堪能できるモデルであるからだ。
ルノーは2010年からはじまったデザイン戦略「The Cycle Of Life(サイクル・オブ・ライフ)」を掲げて、それを実現するまさにその途中にいる。
これはクルマに出逢ってからの人生を6枚の花びらを持つ花になぞらえたもので、ルノーのラインナップに合わせて展開されるというフランスらしいアムール!なもの。
それぞれのステージに適合するクルマの中で、今は第2弾のキャプチャーまでは発表されているのだが、それ以降はまだコンセプトカーどまりで明らかにはされていない。
古くからルノーを愛するユーザーにもオススメ出来る、ルノーの中核を担うに相応しいモデル
そういうクルマだからこそ、「素」を楽しめるZENが選択肢に加わったのは大きな意味を持つのではないだろうか。
ZENが初めてのルノー車となる人にはエントリークラスとしての役割をも担うし、またコアなフレンチファンを原点に立ち返らせる、初心忘るべからず的な魅力も兼ね備えていると感じた(特にアシは敢えてこのグレードを選ぶオールドファンすらも生みそうだ)。
つまり、ある意味でほんとうにルノーマニアに響くモデルなのが、このメガーヌ ZENではないかとおもう。
ちなみに言うと、さすが中核を担うモデルだけあって、内装の質感もなかなか。 素顔美人のメガーヌ、それがZENなのだ。
[レポート:今井優杏/Photo:島村栄二]
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ルノー メガーヌ ハッチバック「ゼン」[FF] 主要諸元
全長x全幅x全高:4325x1810x1460mm/ホイールベース:2640mm/車両重量:1310kg/乗車定員:5名/駆動方式:前輪駆動(FF)/エンジン種類:直列4気筒 DOHC ターボチャージャー付 直噴ガソリンエンジン/総排気量:1197cc/最高出力:132ps(97kW)/5500rpm/最大トルク:20.9kg-m(205N・m)/2000rpm/トランスミッション:6速エフィシェント デュアル クラッチ/タイヤサイズ:205/55R16/メーカー希望小売価格:2,490,000円[消費税込み]/設定ボディカラー:ブルー マルトM/ブラン ナクレM(特別色:21,600円高)/グリ チタニウムM(新色)
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