ポルシェ ボクスターS 海外試乗レポート(2/4)

  • 筆者: 河村 康彦
  • カメラマン:ポルシェ ジャパン
ポルシェ ボクスターS 海外試乗レポート
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10psダウンの低回転トルク型は従来を凌ぐ加速感

内部パーツ1

イタリアはシチリア島で開催の国際試乗会に用意されていたのは、3.4Lの直噴新エンジンを搭載した『S』グレードの“PDK”仕様車。

そんなパワーパックは基本的にケイマンS用のユニットと同様だが、クーペ・ボディの持ち主であるケイマンを「よりピュアな本格スポーツカー」と位置づけたいという思いがあると見え、こちらボクスターS用はカム・プロフィールをやや“低回転トルク型”のデザインとする事で最高出力をケイマンS用比10psダウンの310psに”抑えている”のが今回のリファインのひとつの特徴だ。

もっとも、そんな“ディチューン”が図られたとはいえ、新しいボクスターSが従来型を確実に凌ぐ加速の力感の持ち主である事は疑いない。イグニッションキーを捻り、完爆の瞬間から耳に届くサウンドは、こちらも明らかに従来型のそれより力強いもの。さらに、パワーの盛り上がり感やわずかなアクセル操作に対するレスポンスでも、従来型ユーザーが悔しがりそうなテイストが満載。7速DCTの“PDK”が行う変速のスムーズさと賢さは、すでに911カレラやケイマンの項でも触れた通りの事柄。

すなわち、動力性能面に関しては「大満足!」というのが、まずは最新ボクスターの走りの第一印象だ。

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河村 康彦
筆者河村 康彦

1960年東京生まれ。工学院大学機械工学科卒。モーターファン(三栄書房)の編集者を経て、1985年よりフリーランスのモータージャーナリストとして活動を開始し、現在に至る。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー選考委員 などを歴任。記事一覧を見る

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