日産 ノート 新型車徹底解説(2/6)
- 筆者：
ギリギリまで頑張らない５ナンバーショートワゴン
ノートは全長3990mm、全幅1690mm、全高1635mm（4WDは1645mm）のディメンションを持つ。コンパクトモデルの場合、全幅は５ナンバーギリギリの1695mmという寸法を使うことが非常に多いが、ノートはわずか５mmではあるがこれを下回っている。カタログ数値にこだわることなく、バランスのいい数値を選んだ結果だこれなのだろう。
クルマを全体として見るとショートワゴンのスタイリングだ。ワゴンと言っても従来のステーションワゴンのようにセダンのルーフを伸ばしたタイプではなく、もっと塊感にあふれたミニバンのようなスタイリングを持っている。
丸くサイドに回り込んだヘッドライトとウイングタイプのグリルは、どことなくマーチと共通性を感じさせるもの。リヤまわりはきっちりと垂直に近いゲートが装着され、ルーフにまで回り込んだコンビランプが特徴的となっている。サイドラインはミニバンライクなイメージが強い。
どっしりとしていて存在感の強いデザインは安心感を与えてくれるもの。写真で見るとミニバンのように感じられるもの、そうしたどっしりとした雰囲気が多い影響しているのだろう。
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