スズキ 新型「ソリオ」「ソリオ バンディット」にパナソニックの小型コンバイナタイプHUDが採用

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パナソニックの小型コンバイナタイプHUD(ヘッドアップディスプレイ)が、スズキの新型「ソリオ」「ソリオ バンディット」に搭載された。

本体の小型化と低歪かつ明るく鮮明な画面を実現したHUD

HUDは、運転中のドライバーの前方視界に車速などの情報を表示することで、視線移動や焦点調節を減らし、安全運転に貢献するシステムである。

その中でもコンバイナタイプとは、半透明の小型パネル(コンバイナ)に情報を表示する方式のHUDである。フロントガラスに情報を投影するウインドシールド(WS)タイプと比べて、共通ユニットでの車両展開搭載が可能で、高価な特殊WSガラスも使用しないなど、汎用性に優れたシステムとなっている。

コンバイナHUD開発技術のポイント

フル自由曲面コンバイナ&曲面ミラー

デジタルカメラの開発で培ったレンズ設計・レンズ成形技術を活用し、高精度のフル自由曲面コンバイナ&曲面ミラーを開発。これにより、光路をさらに短くするとともに、コンバイナの格納方式を改良したことで、小型・軽量化を実現し、映像も低歪になった。

高輝度PGU

液晶ディスプレイの照明技術を応用した独自のHUD向けバックライト設計により、太陽光下やサングラス越しのような表示が見えにくい状況においても、鮮明でドライバーに見やすい画像となっている。

スズキ/ソリオ
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筆者MOTA編集部

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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