ポルシェの世界観を堪能! 「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」2021年夏、世界で9番目のオープン

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ポルシェジャパンは、千葉県木更津市に「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」を2021年夏開設すると発表した。同センターはポルシェが世界で展開するスポーツドライビングおよびブランド体験施設で、アメリカやヨーロッパ、中国などに次いで日本が世界9番目のオープンとなる。総額50億円を投資するという「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」とは、いったいどんな施設なのだろうか?

目次[開く][閉じる]
  1. 世界の「ポルシェ・エクスペリエンスセンター」とは?
  2. 世界で9番目! 千葉にオープンするセンターもスゴイ
  3. 和を生かした施設は、ポルシェオーナー以外も歓迎!

世界の「ポルシェ・エクスペリエンスセンター」とは?

ポルシェ・エクスペリエンスセンターは現在、本国ドイツに2ヶ所、アメリカに2ヶ所、ほか英仏伊と中国の計8ヶ所に開設されている施設で、それぞれ周辺の地形に合わせたドライビングコースを備えている。

注目すべきは、それがちょっとした試乗コースではなく、かなり本格的に作りこまれていること。ダウンヒルやウェットハンドリングコースなどプロも唸るような多彩なコースで、公道ではなかなか試せないポルシェのポテンシャルを十分に発揮出来るというのは、このうえない贅沢な体験といえるだろう。

またその規模も驚くべきもので、例えば2015年にオープンした米アトランタのセンターには約1億ドルが投資され、450人の従業員、メカニックセンターやレストア工場、博物館にレストランなどを備え、もはやポルシェのテーマパークと言っても過言ではない。

世界で9番目! 千葉にオープンするセンターもスゴイ

世界で唯一の立体構造トラック!

50億円もの投資を行い千葉県木更津市にオープンする「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」は、敷地面積43ha(東京ドーム約9個分)を誇り、周回コースに加え、ポルシェのスポーツカー性能を存分に体験できる様々なトラックコンテンツ(ダイナミックエリア、オフロード等)を備えている。

最大の特徴は、これまでの各国のセンターが二次元トラック(平面的)であることに対し、千葉では元の地形を活かした唯一の三次元(立体構造)トラックとなり、高低差のある3Dドライビングが体験できることだ。

ニュル北コースの難所も再現!

2.1kmの周回距離を持つコースには、あのニュルの難所「カルーセル」も再現されている。ドイツ・ニュルブルクリンクのカルーセルといえば、コンクリートで内側が舗装された斜面(バンク)になっている、難関の北コースでも低速なコーナーの一つだ。

他にもアメリカのラグナ・セカの鋭角なS字シケインで有名な「コークスクリュー」などを再現したエリアが用意されている。

和を生かした施設は、ポルシェオーナー以外も歓迎!

「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」の魅力はコースだけではない。併設される建物は江戸切子をモチーフとした日本らしいデザインを採用し、そこでは専属インストラクターによるポルシェの運転理論や技術の本格的なレクチャープログラムも実施される。

またレーシングシミュレーターなどの設備に加え、ラウンジやレストラン、ミーティングルームなどもあり、ポルシェオーナーだけでなく様々な企業向けにも開かれた施設となっている。

自然にも配慮、地域に根差した活動

ポルシェ人気が高い日本において、ポルシェは建物デザインの他にも日本へのリスペクトを忘れない。千葉県と「自然環境保全協定」を結び、センター内の自然の保全や環境への配慮に努めるほか、災害支援活動やコミュニティプログラムなど地域に根差した活動も進めていくという。

千葉がアツい!? 本格施設が2022年にもオープン予定

ちなみに、同じく千葉県の南房総市にて、高級外車専門ディーラーのコーンズが会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」を2022年末に開業予定だ。

こちらは「どのサーキットにも似ていないコースを持つ、世界に唯一のドライビングクラブ」を目指すもので、プロによるレッスンや豪華クラブハウスなどポルシェにも引けを取らない内容が魅力。これからは千葉でのドライビング体験がアツくなりそうだ。

施設概要

■名称:ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京

■住所:千葉県木更津市伊豆島字中ノ台1148-1

■敷地面積:43ha

■事業区域:13ha

■トラック:全長2.1km

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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