車中泊って、何が良くて何が不便なの!? 未経験者があなどってしまう注意ポイントとは
秋はアウトドアやキャンプに最適の季節だが、“3密”を避けて寝泊まりをする方法の1つとして今、車中泊に大きな注目が集まっている。そこで、実際に車中泊をしたことがある人はどのくらいいるのか? その時どんなことに困ったのか? またどんなグッズが役に立ったかなど、最新の調査結果から分かったことをご紹介しよう!
車中泊ってしたことある? みんなはどこでしてる?
「車中泊」という言葉をよく聞くようになったが、その内容は単なる車での泊まりから本格的なキャンピングカーでの旅行まで様々ある。ホンダアクセスが、車を持っている20歳~69歳のドライバー1000人にこれまでに車中泊をしたことがあるか聞いたところ、「ある」は34.1%、「ない」は65.9%という結果となった。意外と少ないような気もするが、男女・年代別にみると50代男性が50.0%ともっとも高く、やはり車に親しんでいる世代だなと感じさせられる。
1番人気はやはりミニバン!
では、経験者はいったいどんな車で寝ているのか。もっとも多かった答えはやはり車内空間が広い「ミニバン」(31.4%)で、後部座席のシートを倒して寝床にしたり、たくさんの荷物を積んでの車旅にぴったりのモデルと言えよう。以降は「軽自動車」(20.5%)、「コンパクトカー」(17.3%)が続き、軽キャンパーなどの人気も伺えた。
そして肝心の、いったいどこで車中泊をしているのかという質問だが、セットでよく聞く「キャンプ&車中泊」で泊まる「キャンプ場」(18.2%)をおさえて、「道の駅」(45.2%)と「高速道路のSA・PA」(40.2%)が1、2位を占めた。この理由を次でみていこう。
車中泊の理由は旅費節約! しかしデメリットも理解しよう
次に車中泊をしようと思ったきっかけを聞いたところ、「安く旅行・レジャーをしようと思った」(32.6%)が最も高くなった。つまり、レジャーとしての車中泊ではなく、旅行中の一部だけを車中泊にして、旅費を有効活用しようという工夫のための車中泊だったのだ。
その他の回答としては「時間に縛られない」(19.4%)、「宿を気にせずまわれる」(18.5%)など、気ままなプランの“ジブン旅”を求める人が多いことも伺えた。
あくまで公共のスペースであることをお忘れなく!
移動のついでに車で寝泊りすることで、時間と費用を有効活用できる車中泊だが、車内はプライベート空間でも駐車しているスペースは公共の場であることを忘れてはいけない。
安全運転のためには適切な休憩は不可欠であり、「道の駅」や「高速道路のSA・PA」で車中泊を行うことは法律で禁止されているわけではない。しかし、過去には駐車場で火を使った料理や夜間の騒音など、いわゆる迷惑行為が問題視され、中には「車中泊禁止」という看板を掲げている道の駅もある。
「道の駅」や「高速道路のSA・PA」など公共の駐車場は、レジャー目的以外にも、定時運行のトラックや長距離バスなど、仕事で動いている車も多く存在する。お互いの立場を理解し、車中泊や車旅を存分に楽しみたいものだ。
“寝られない”という元も子もない回答も
また、旅費節約やジブン旅のための車中泊だが、ただ車で寝るだけと甘く見てはいけないようだ。車中泊をしたときにどのようなことで困ったか聞いたところ、「寝ても体が休まらない」(55.1%)がもっとも高く、次いで「寝られない」(27.0%)、「車内の温度調整ができない(寒い・暑い)」(24.3%)と睡眠環境の悪さが挙げられた。経験がないとピンと来ないかもしれないが、車で一晩寝るというのは体中が痛くなってむしろ疲れる行為であり、特に秋~冬はそれなりの装備をしなければ快適とは言い難い。「外から車内が見える」「音・光・虫が気になる」「電源が足りない」などの意見も、想像の車中泊と実際が食い違っているゆえの意見と言えるだろう。
そこで役立つ、便利グッズをご紹介!
では、車中泊で重宝するのはどのようなアイテムだろうか。車中泊経験者に、持っていると車中泊で役立つと思うアイテム・カー用品を聞いたところ、「ブランケット」(34.9%)がもっとも高く、「クッション」(31.4%)、「寝袋」(26.4%)が続いた。やはり実際に車中泊を行ってみると、温度調節や寝心地を良くするためのアイテムが必需品だということが身に染みたのではないだろうか。
他の回答としては、住環境を良くする「マット・エアマット」「カーテン・プライバシーシェード」「クーラーボックス」、照明の「LEDランタン」「懐中電灯」、電気関係の「スマホ充電ケーブル」「ポータブル電源」があると重宝するとのことだ。これから車中泊はもちろん、災害時などでも役立つアイテムばかりなので、ぜひ参考にしていただきたい。
▼経験者もオススメ! 車中泊で重宝するグッズ▼
調査概要
■調査名称:「秋レジャーと交通安全に関する調査2020」
■調査機関:2020年9月18日~同年9月23日
■調査対象:自家用車を持っている20歳~69歳のドライバー1000人
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査主催:株式会社ホンダアクセス
■調査協力機関:ネットエイジア株式会社
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