ヴォクシーに煌(きらめき)IIIがキタ! デビュー7年目でも猛烈人気の凄み
今や日本のファミリーカーと言っても良いミニバンの中で、根強い人気を維持しているトヨタ ヴォクシー。その中でも、特に人気となっている特別仕様車“煌(きらめき)”の新たなモデル“ZS/ハイブリッド ZS 煌(きらめき)III”が発売された。今回は、絶対に外さない人気車種、ヴォクシー煌の魅力を深堀していく。
トヨタヴォクシーの人気シリーズ“煌”第3弾!
トヨタは人気ミニバンのであるヴォクシーZS/ハイブリッド ZSの特別仕様車“煌 III”を設定し、全国のトヨタ車両販売店を通じて、2020年10月1日から発売を開始した。
現行型ヴォクシーがマイナーチェンジされた2017年11月に、第1弾となる「ZS "煌(きらめき)"」を設定。2019年には「ZS"煌II"」が登場し、今回の「ZS“煌III”」は、マイナーチェンジ後第3弾となる人気シリーズだ。
シルバーパーツと合成皮革で高級感と特別感を演出
その人気のベースにあるのが、内外装各所に配されたシルバーメッキ加飾と黒艶塗装のパーツ。この華やかな雰囲気こそ、“煌”シリーズの真骨頂だ。
今回の煌IIIではシルバーと黒のコントラストにより、ベースグレードにはない高級感と特別感を演出している。また、今回発売が開始されたZS“煌III”には、ZS"煌II"に無かった合成皮革巻きのドアトリムオーナメントやナノイーが装備され、バージョンが進むごとに新たな特別装備が追加されるのも、常に高い人気を誇っている理由だ。
差額10万円以下! “煌”は見た目だけじゃないお買い得仕様
改めてベースグレードであるZSと、ZS“煌III”の装備内容を比較すると、ただ特別なだけではない“お買い得仕様”であることが分かる。
いくつか例を挙げると、ボディと同色のドアミラーをトヨタ純正オプションでメッキタイプに変更する場合、パーツ単体で13,200円。同じくボディ同色のドアハンドルに、メダリストのメッキパーツを使うとパーツ単体で13,200円で、どちらも取り付け工賃が必要だ。
そのほか、単体での販売がないため価格は不明だが、スーパーUVカット・IRカットと撥水機能が付いたフロントドアのグリーンガラスや、合成皮革が使用されたシートやドアトリムなど、17種類のパーツがZS“煌III”の専用パーツとして使用されている。
ベースモデルのZS 2WD(8人乗り)が、281万3800円(消費税込み)であるのに対し、ZS“煌III”の290万9500円(消費税込み)。その差額は9万5700円にとどまっていることを考えると、かなりお買い得と言っても良いパッケージなのだ。
差額を払っても煌お得な理由はリセールバリューの高さ
価格だけ考えても、煌シリーズがかなりお買い得であることはお分かりいただけたと思うが、その人気の高さは、中古車のリセールバリューにも大きく反映されている。
以前、MOTAでノーマルと“煌”の買取価格、いわゆるリセールバリューを比較したところ、ZS“煌”で2014年製の6万キロの個体が150〜160万円。次いで人気グレードのXは2014年製の個体で110~120万円で取引されていることが分かった。もちろん、一物一価と言われる中古車であるため、個体により違いはあるだろうが、ノーマルに比べ“煌”は30万円程度高く取引されている。
▼現行ヴォクシーの買取相場について詳しく解説した記事はコチラ▼
人気車種ゆえに売却時は高く売れる
中古車の取引価格は、車種の人気によって大きく左右されるため、この価格差を見るだけでも、いかに煌シリーズが人気であるかということがお分かりいただけるのではないだろうか。さらに言えば、新車価格が10万円程度高くなってしまっても、売却するときには、その差額以上の高値が付く可能性があるということだ。
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