一般道路の後席シートベルト着用率約4割、後部座席でもシートベルトの着用を!
JAFは警視庁と合同で、11月5日(火)~21日(木)までの間、「シートベルト着用状況全国調査」を全国886箇所で実施。その結果が1月24日(金)に公表された。
シートベルトの着用率
後部座席でのシートベルト着用率は、一般道路で39.2%(前年比1.2ポイント増)で、2002年の合同調査開始以来、過去最高となった。また、高速道路では74.1%(前年比0.1ポイント減)だった。
一方で、運転席の着用率は一般道路で98.8%(前年と同じ)、高速道路などで99.6%(前年と同じ)、助手席においてもそれぞれ90%を超える結果となっている。
一般道路での後部座席シートベルト着用率の低さが際立つ
後部座席でのシートベルト着用が2008年に義務化されてから10年以上。依然として後部座席は他の座席と比べて着用率が大幅に低く、ほぼ横ばいで推移している。
その中でも、一般道路での着用率の低さが際立ち、後部座席でのシートベルトの着用の重要性が十分に認識されていないことを示す結果となった。
“高速道路だけ”というのは大きな間違い
一般道路での着用率が低い背景には、“後部座席でのシートベルト着用は高速道路だけで良い”という誤った認識がある。
これは大きな間違いであり、現在の法律では全ての座席でシートベルト着用が義務づけられている。高速道路での違反は行政処分の基礎点数1点が付されるのに対し、一般道路では行政処分の対象になっていない。
しかし、法律では全席でシートベルト着用は義務とされているばかりか、50km/hを超える速度で走行することも珍しくない一般道において、後部座席のシートベルトは、命を守る上で重要なのは言うまでもないだろう。
交通事故の際、後部座席でシートベルトを着用していないと発生する3つの危険性
1.車内の構造物(ピラーやシートなど)に激突し、自らが障害を負う危険性
2.運転者や助手席同乗者へぶつかり、危害を加える危険性
3.窓などから車外に放出される危険性
いのちをつなぐ1本がある
2016年に行われた「後部座席シートベルトに関するアンケート調査」や、現在の着用状況の結果を受け、JAFは「いのちをつなぐ1本がある」をテーマに特設サイトを公開。
正しい着用方法やスムーズにシートベルトが着用できる豆知識、シートベルト非着用時の危険性や着用の必要性などについて、動画や画像でわかりやすく解説されている。
運転者は乗員の安全を確保するため、同乗者のシートベルトの着用、並びにチャイルドシートの使用を習慣化できるよう働きかけることが必要だということを再認識したい。
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