運転時、最も恐怖を感じるのは“急な割り込み”|交通トラブルに関する実態の意識調査結果

「交通トラブル」に関する実態調査を実施

カー用品を開発・販売する株式会社カーメイトは近年多発している「交通トラブル」に関する実態を把握するため、7932人を対象に意識調査を実施した。

現在あおり運転対策としてドライブレコーダーが注目を集めているが、実際にドライブレコーダーが活用される交通トラブルはどんなものだろうか?

今回の調査結果によると、クルマを運転していて怖いと思う運転の1位は「急な割込み」であった。

また遭遇率の高い事故は後ろと横の衝突事故で、360度全方向に注意が必要であることがわかった。ドライブレコーダーの映像確認に役立ったのは側面衝突時が最も多く、今後欲しいタイプについては前後録画よりも360度録画が半数を上回り最も多い結果となった。

恐怖に思う約4割は迷惑運転、次いで自転車

クルマを運転していて怖いと感じるのは、

1位「急な割込み(23%)」

2位「あおり(15%)」など、迷惑運転が約4割を占めている。

3位「自転車の飛び出し(13%)」は、日常的で加害者になりやすい事への恐怖と思われる。

事故は後ろ・横からの「衝突」が約6割

クルマの事故率を見てみると、

1位「後ろからの追突(36%)」

2位「横からの衝突(23%)」と、不意に起きる「衝突事故」が全体の約6割に。

衝突ほどではないが、「自転車の飛び出し」や駐車中のトラブルも1割近くあり頻度の高さがうかがえた。

警察への通報、続いて保険会社への連絡

クルマに乗っていて事故や事件に至った際、もっとも効果的な対応は、1位「警察への通報」

2位「保険会社に連絡」だった。

続いて「ドライブレコーダーでの映像確認」「ナンバーを控える」など説明材料となるもの。

「その他」に含まれる内容は、車の盗難や車両荒らし等、駐車中のトラブルに関するものだった。

映像確認が最も役立ったのは「横からの衝突」

運転をしていてドライブレコーダーが役立ったのは、

1位「横からの衝突(23%)」

2位「後ろからの追突(18%)」

3位「急な割込み(15%)」であった。

また信号のない交差点での出会い頭などの事故も多かった。

さらに警察や保険会社への状況説明に使用し、もめた際の事故処置時間の短縮や過失割合の交渉に役立てられていたほか、衝突後逃げられた際や、駐車中のトラブル等にも活用されている。

万が一に備え、広い画角のものが望まれている

現在使っているドライブレコーダーは前方録画が75%だった、しかし今後ほしいモデルを聞いたところ360度録画が55%、前後録画が37%、前方録画は3%だった。

調査によって、経験したトラブルを質問した後の回答ということで影響を受けている可能性もあるが広画角録画のニーズは高い。

360度録画を選んだ人の多くは「横からの衝突」「全方位撮れる」といった点の安心感を理由として上げていた。前後録画を選んだ人は「前だけでは怖い」「あおりや追突対策」との意見が多かった。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる