メルセデス・ベンツ 新型Bクラスが登場|7年ぶりのフルモデルチェンジ
メルセデス・ベンツ 新型Bクラスが7年ぶりのフルモデルチェンジ
メルセデス・ベンツ日本は、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載したコンパクトモデル、新型Bクラスの予約受付を2019年6月6日から開始する。価格は384万円~422万円(消費税込み)。
新型Bクラスは7年ぶりのフルモデルチェンジとなり、先代モデルの広い室内空間と優れた機能性という特徴をさらに強化するとともに、内装および外装はよりスポーティかつ上質なデザインを採用している。
ラインナップは2種類
ラインナップは、1.4リッター直列4気筒ターボエンジンに7速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた「B180」と、2.0リッター直列4気筒ターボのクリーンディーゼルエンジンに8速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた「B200d」の2種類となっている。
なお納車については、B180は2019年7月頃、B200dは同年10月頃を予定している。
新型Bクラスの主な特長
よりスポーティになった外装
新型Bクラスのエクステリアデザインは、「Sensual Purity(官能的純粋)」というメルセデス・ベンツの新しい基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減した輪郭を採用している。
スポーティさを強調するのは、厚みを抑えたヘッドライトデザインや低く構えた姿勢のフロントエンド、ボンネットからAピラーとウインドスクリーンへの流れるような繋がりと、ボディのたくましいショルダーだ。
またリアエンドには、薄く横に長い2分割型リアコンビネーションランプが採用され、ワイド&ローな印象を与えている。
さらにルーフラインが低くなったことで前面投影面積も縮小され、クラストップレベルの空力性能を実現している。
新型Aクラスを踏襲した内装
(※注:画像は左ハンドルの欧州仕様です)
内装は新型Aクラスの基本的デザインを踏襲し、モダンな雰囲気となっている。
ダッシュボードはインストゥルメントクラスター上方のカウルを廃止し、ワイドスクリーンディスプレイがそのダッシュボードの上部に置かれることで横方向のワイドさを強調するデザインとなっている。
また新型Bクラスの特徴として、ダッシュボードの中央部と助手席前部の一部が切り取られているように凹んでいるデザインとなっており、室内空間の広さが強調されている。
5つの円形のエアアウトレットは、ジェットエンジンのタービンにも似たスポーティなデザインを採用。アンビエントライトは全64色と、先代モデルの5倍に拡大している。
ゆとりある室内空間
新型Bクラスでは、先代モデルでも定評のあった大人4人が快適に過ごすことができる広い室内空間を実現している。前席の室内幅とフロントのヘッドルームが拡大されており、快適性の向上を追求した。
またリアシートのバックレストは4:2:4分割可倒式を採用しており、様々な使い方に柔軟に対応することができる。
各モデルのパワートレイン
B180
B180は、先代モデルに比べ14PS向上した最高出力100kW(136PS)、最大トルク200N・mを発生する1.4 リッター「M282」エンジンを搭載している。
また組み合わされるトランスミッションは7速デュアルクラッチトランスミッション「7G-DCT」となり、ダイレクトな変速を実現しながら振動も抑える優れたセッティングが施されている。
B200d
B200dに搭載される2.0リッター直列4気筒クリーンディーゼルターボエンジン「OM654q」は、最高出力110kW(150PS)、最大トルク320N・mを発揮し、低振動で高い静粛性を両立させている。
また組み合わされるトランスミッションは新開発の8速デュアルクラッチトランスミッション「8G-DCT」となり、様々な状況で最適なギアを選択することで環境性能や動力性能に貢献する。
さらに排出ガスに尿素水溶液「アドブルー」を噴射することにより化学反応を発生させ、有害な窒素酸化物を大幅に削減するシステムを採用し、世界で最も厳しいとされる日本のディーゼル排出ガス規制に適合する優れた環境性能を実現している。
MBUXとワイヤレスチャージング機能
「ハイ、メルセデス」で起動
新型Bクラスは、対話型インフォテインメントシステムMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)を搭載している。
自然対話式音声認識機能を備え、「ハイ、メルセデス」をキーワードとして起動する。目的地入力や、電話通話、音楽の選択のほか、座席ごとに快適な温度を決められるクライメートコントロール、照明など多様な便利機能にも対応している。
「暑い」の一言で温度変更が可能
MBUXの音声認識機能は、自然言語認識機能の搭載により、インフォテインメントおよび車両操作関連の自然な言語を認識、理解する。例えばクライメートコントロールで温度を下げる場合、「温度24度」という明確な指示ではなくても、「暑い」と言えば反応する。
また学習能力も備えており、クラウド上のソフトウェアモデルによって新しい流行語を覚えたり、定期的に決まった電話番号へ電話をするユーザーに対しては、その時刻になるとディスプレイに相手の電話番号を「おすすめ」として表示したりする。
ワイヤレスチャージング機能
スマートフォンのコネクティビティ関連機能も拡張され、Qi規格対応機種の携帯電話を無線充電する「ワイヤレスチャージング機能」を前席に全車標準装備している。
メルセデスミーコネクト
メルセデスミーコネクトは、自動車が通信することにより利便性が向上する先進的なテレマティクスサービスである。
内容としては、24時間緊急通報サービスなどを最長10年間無償で提供する「安心安全サービス」と、リモート車両操作などを3年間無償で提供する「快適サービス」の2つがある。
安心安全サービス
■24時間緊急通報サービス:事故検知時(エアバッグ、シートベルトテンショナー展開時)または車内にあるSOSボタンを押した時に、コールセンターが消防署に連絡する。
■24時間故障通報サービス:ツーリングサポートが必要な際に、meボタンを押すとツーリングサポートセンターにつながる。
快適サービス
■リモートドアロック&アンロック:スマートフォンの操作で車両ドアのロック、アンロックができる。
■リモート(車両)ステータス確認:車両の走行距離、燃料計、平均燃費等の状態をアプリ等で確認できる。
■MB Apps:天気情報や施設情報、インターネットラジオをMB Appsで表示、使用できる。
■Door to Doorナビ: スマートフォンアプリから目的地をBluetooth経由でCOMANDシステムに送信できる。
運転支援システム「インテリジェントドライブ」
飛躍的に進化したレーダーセーフティパッケージ
高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きにより周囲の交通状況をより的確に把握することができるようになり、機能が大きく強化された。
■アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (自動再発進機能付)
■アクティブステアリングアシスト
■渋滞時緊急ブレーキ機能
■アクティブレーンチェンジングアシスト
■アクティブエマージェンシーストップアシスト
■アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付)
■緊急回避補助システム
■トラフィックサインアシスト
■アクティブレーンキーピングアシスト
■アクティブブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付)
■PRE-SAFEプラス(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)
■PRE-SAFEサウンド
主なスペックと価格
B180
■エンジン:1.4L、L4直噴ターボ 100kW(136PS) 200N・m
■ステアリング:右
■価格:384万円
B200d
■エンジン:2.0L、L4直噴ディーゼルターボ 110kW(150PS) 320N・m
■ステアリング:右
■価格:422万円
※価格はいずれも消費税込み
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