ポルシェ、メジャーファッションブランド“ヒューゴ ボス”と提携
メルセデス・ベンツのF1からポルシェのフォーミュラEへ
ドイツのファッションブランド“ヒューゴ ボス”。レースシーンでもよく目にするブランドで、とくにメルセデス・ベンツのマシンに入ったBOSSのブランドロゴを記憶している人も多いだろう。そのヒューゴ ボスが、メルセデス・ベンツとの関係を終了し、来年からポルシェとインターナショナルパートナーシップを組むと発表した。
1970年代、ヨッヘン・マスの頃から現在に至るまで、40年以上に渡ってF1への協力をしていたヒューゴ ボス。マクラーレン、そして2015年からはチャンピオンチームであるメルセデス・ベンツへスポンサードを行ってきたが、昨年をもってF1自体から撤退し、フォーミュラEへとその協力の場をスイッチ。現在はフォーミュラEの公式アパレルパートナーを務めている。
そして2019年12月より、ポルシェとパートナーシップを結み、新たなる協力体制を築いていくという。
ヒューゴ ボスは、ポルシェのレース活動において着用されるウェアを供給。レースは、フォーミュラEだけでなく、すべてのワークスレース活動が含まれているという。
そしてレーシングポルシェからインスピレーションを得たウェア“Porsche×BOSS”コレクションを発表。このウェアはプレミアムレザーとウール素材で仕立てられたメンズ向けのラインで、ポルシェとヒューゴ ボスのコーポレートカラーであるシルバーとブラック、そしてレッドが基調となる。Porsche×BOSSは2019年3月から、オンラインストアと各店舗で発売を開始する予定だ。
フォーミュラEが革新的で持続可能なレースであることに将来性を感じているというヒューゴ ボスと、来季から同シリーズに参戦するポルシェ。両社の魅力的で強力なタッグに注目したい。
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