ピレリ、F1技術を投入したインフィニティのハイパーモデル「プロジェクトブラックS」の専用タイヤを開発
日産のプレミアムブランドであるインフィニティとF1公式タイヤサプライヤーのピレリは、インフィニティの未来の性能を探求する「プロジェクトブラックS」専用に開発されるビスポークタイヤの設計・製造に参画すると、F1カナダグランプリで発表した。
インフィニティ Q60クーペをベースとした「プロジェクトブラックS」は、ジュネーブモーターショー2017で初公開されたモデルで、ルノースポールF1チームと共同開発した「パフォーマンス・ハイブリッド・パワートレーン」を搭載している。
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パフォーマンス・ハイブリッド・パワートレーンは、ブレーキング時のエネルギーを回収・蓄積し、その電力でパワーとトルクを増幅させるエネルギー回収システム(ERS)を導入し、タイムラグのない加速を実現。
Q60クーペに搭載されている3リッターV6ツインターボエンジンにERSを組み合わせることで、最高出力は約25%増の500馬力に向上させることができるという。F1で効果が証明されているデュアルハイブリッドシステムにヒントを得た技術だが、これまで市販車に搭載されたことはない。
ピレリが、モータースポーツとF1の経験を活かし、究極のエアロダイナミクスと性能を特長とする車専用のタイヤを開発するチャレンジングなプロジェクトに参画することで、ピレリのスポーティングDNAがさらに発揮され、性能と安全性がより高まることになる。
インフィニティのダイレクターであるトマソ・ヴォルペ氏は、「ハイブリッド技術の分野でルノースポールF1チームと共同開発を行なったプロジェクトブラックSは、我々が待ち望んでいたものでした。このプロジェクトにF1のキープレイヤーであるピレリを迎えることは、性能のさらなる向上に繋がることでしょう。プロジェクトブラックSの可能性を探求する上で、モータースポーツと乗用車におけるピレリの知見は 不可欠なものです」とコメントした。
ピレリ・モータースポーツ・ダイレクターのポール・ヘンベリー氏は「ジュネーブモーターショーでのインフィニティの発表以来、我々はプロジェクトブラックSに魅力を感じ、ぜひ参画したいと思っていました。プロジェクトブラックSは、我々のDNAにあるイノベーションと最先端テクノロジー・トランスファーを見事に具現化しています。ですから、このチャンスを見送る選択肢は考えられませんでした。プロジェクトの一員としてインフィニティをサポートできることにとても興奮しています」と述べた。
ルノースポールF1チームのマネージング・ダイレクター、シリル・アビテブール氏は 「ピレリがプロジェクトブラックSのメンバーに加わることを嬉しく思います。我々はこのプロジェクトの可能性を確信していますし、これまでインフィニティとともに成し遂げてきた成果に満足しています。ベストなパートナーはプロジェクトに不可欠な存在です。ピレリは、プロジェクトブラックSに大きな付加価値をもたらすでしょう。ピレリの経験と技術は、このプロジェクトをより包括的なものにするだけではなく、よりエキサイティングなものにしてくれると思います」と述べた。
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