トヨタ新型エスティマが小変更でも異例の反響!発売後1ヶ月で月販目標の約4倍を受注

トヨタ 新型「エスティマ」「エスティマハイブリッド」(2016年6月マイナーチェンジモデル)

エスティマユーザーは待っていた!

トヨタが6月6日に小変更となるマイナーチェンジを施し、発売を開始した新型エスティマが、発売開始後1ヶ月で8000台超を受注。月販目標の約4倍近くになっていることがわかった。

このうち、需要の約8割以上が従来型からの代替えといい、新型を待っていた従来型のエスティマユーザーが大勢いたのは間違いないようだ。

現行モデルの発売後10年経つクルマのマイナーチェンジでの受注台数としては異例ともいえる。

新型エスティマは、フロントをエンジンフードからラジエーターグリル、バンパー、フェンダーまでデザインを一新し、最近のトヨタ顔となるキーンルック風に変更。

トヨタ 新型「エスティマ」「エスティマハイブリッド」(2016年6月マイナーチェンジモデル)

インテリアは質感を向上させるため、インパネまわりなど大幅な変更を行った。安全技術も近年で最も装着ニーズが高い自動ブレーキ機能となる「トヨタセーフティセンスC」も採用するなど、小変更とはいえニーズにこたえた商品としたことで、支持されたようだ。

日本市場ではミニバンが一定量行き渡り、長く続いたミニバンブームが下火の傾向であったが、昨年登場したコンパクトミニバンのシエンタが予想以上の人気を博し、今後も他社から新型ミニバンの投入が予定されるなど、再びミニバン市場が熱を帯びてきた。

今回の小変更にとどめた新型エスティマがどこまで躍進できるか注目される。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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