Sクラスに44年ぶりとなるオープントップモデルが登場!【フランクフルトモーターショー2015】
1960年代の憧れのドリームカーを髣髴させる注目のスターが、2015年フランクフルト国際モーターショー(IAA)に登場する。
「メルセデス・ベンツ 新型Sクラス カブリオレ」。1961年~1971年にかけて販売されたオープントップのSクラス(モデルシリーズ111および112)の伝統を受け継ぐクルマとなっている。
すぐに見分けられる独自のデザインと最高級素材をあしらったインテリア、それにSクラスの最新テクノロジーを備える2モデルを導入する。
ダイムラー社取締役メルセデス・ベンツ・カーズ営業、マーケティング統括の オラ・ケレニウスは次のように語る。
「メルセデス・ベンツでは、お客様のご愛顧に応え、Sクラスに44年ぶりとなるオープントップモデルをお届け することとなりました。メルセデスは個人のモビリティ、いつの時代も高級なモビリティに対する情熱をお客様と共有していますが、この新型Sクラス カブリオレはその情熱を象徴するものです」
この新型Sクラス カブリオレによってメルセデス・ベンツは、世界で最も快適なカブリオレを作り上げる基準を自らに設定することになる。
クライメートコントロールについて見ると、風の巻き込みを自動的に抑えるエアキャップの改良型や、首の周囲を暖めるエアスカーフ、アームレストヒーター、シートヒーター (後席にも採用)、高度な100%自動クライメートコントロールによって、まさに上述の基準を達成している。
新型Sクラス カブリオレは、メルセデス・ベンツのラグジュアリーカブリオレが 長年築いてきた栄えある伝統を未来へとつなぐモデル。メルセデスのラグジュアリーカブリオレは1920年代にはすでに、オープントップの開放感と、メルセデス・ベンツセダンなみの快適性および安全性を兼ね備えていた。
また戦後も、メルセデス・ベンツの最上位モデルには生産再開の当初から、きわめて高級なカブリオレが設定され、1949年から170 S(W 136)、1951年から220(W 187)、そして1952年からは300 S(W 188)が登場した。
1956年から1960年にかけては、「ポントン」カブリオレと呼ばれた220 S (W 180)および220 SE(W 128)、続いて1961年には220 SEカブリオレ (W 111モデルシリーズ)が発売。後者はきわめてエレガントな オープントップ4シーターであり、そのデザインは今日に至るまで、時を超えた美しさとして称えられている。
この10年の生産期間でメルセデス・ベンツは これらモデルシリーズから5モデルを発表している。
220 SE、250 SE、300 SE(W 112)、280 SE、そして後にトップモデルの8気筒280 SE 3.5。これら 5モデルのカブリオレはジンデルフィンゲンを拠点に合わせて7,013台生産された。
この世代に続くメルセデス・ベンツラインアップには、ラグジュアリークラスのオープントップモデルがしばらく欠けることになる。その代わりに メルセデスにおけるオープントップの伝統を築いたのが107モデルシリーズの新型SL。ただしこれは2シーターとなる。
メルセデス・ベンツのカブリオレは現在、クラシックカーとして屈指の人気を誇り、価格も上昇。
例えば、111シリーズ・カブリオレは、有名な米ハガティ保険の価格ガイドにも記載があり、280 SE 3.5の場合、生産最終年の1971年製、コンディション2で、約29万ドルの値が付いている(10年前は約11万5,000ドル)。しかし、これはまだ最高値ではない。例えば昨年8月には同モデルで非常にコンディションのよいものがRMオークションに賭けられ、42万9,000ドルで落札された。
また、同コンディションの6気筒280 SEの最終モデル(1969年)については、ハガティによる現在の評価額は約7万5,000ドル(10年前は約4万5,000 ドル)。220 SEの早い時期のモデルもこれと同水準で、現行価格約8万4,000ドルとなっている。
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