フォルクスワーゲン「CrossPoro(クロスポロ)」がマイナーチェンジ
個性派クロスポロが燃費や安全性能をさらに向上させた
フォルクスワーゲングループジャパンは11月6日、「フォルクスワーゲン CrossPoro(クロスポロ)」をマイナーチェンジした。
クロスポロは、日本の街中でも扱いやすい5ナンバーサイズのコンパクトハッチバックモデル「フォルクスワーゲン ポロ」をベースに、SUVテイストの内外装とした個性派モデルだ。初代モデルは、先代ポロをベースに2006年デビュー。2010年にはフルモデルチェンジを果たし、これまで累計で7200台を超えるクロスポロが日本市場へ投入されている。
ベースのポロが今年8月、燃費性能の向上や内外装の変更などと共に、安全装備をさらに充実させるマイナーチェンジを先行実施しており、今回登場した新型クロスポロもこれらに準じた改良が施されている。
具体的には、クロスポロとして初の「Start/Stop(アイドリングストップ)」機能と、ブレーキエネルギー回生システムで構成される「BlueMotion Technology(ブルーモーションテクノロジー)を新採用。1.2リッター直噴ガソリンターボエンジンと7速DSGトランスミッションとの組み合わせで、21.9km/L[JC08モード]の低燃費性能を達成。従来モデルに比べ約16%の燃費向上を果たした。
先進のプリクラッシュブレーキシステムやACCも新設定
また、新型ポロ同様に、レーダーを用いて先行車両への追突の危険を回避・軽減する「Front Assist Plus」や、低速域追突回避・軽減ブレーキシステム「シティエマージェンシーブレーキ」、多重事故の危険を低減させる「マルチコリジョンブレーキシステム」など先進の安全技術を標準装備化。さらに自動追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)をパッケージオプション(64,800円・消費税込み、以下同)で新たに設定した。
この他、LEDポジションランプ付きの「バイキセノンヘッドライト」(129,600円)や、フォルクスワーゲン純正ナビゲーションシステム「714SDCW」(199,260円)などをパッケージオプションとして設定している。
フォルクスワーゲン CrossPoro(クロスポロ) 主要諸元
全長x全幅x全高:4000x1710x1490mm/ホイールベース:2470mm/駆動方式:前輪駆動(FF)/ステアリング位置:右/エンジン種類:直列4気筒 DOHC 16V インタークーラー付ターボ ガソリン直噴エンジン/総排気量:1197cc/最高出力:90ps(66kW)/4400-5400rpm/最大トルク:16.3kg-m(160N・m)/1400-3500rpm/トランスミッション:7速DSGトランスミッション/燃料消費率:21.9km/L[JC08モード燃費]/希望小売価格:2,750,000円[消費税込み]
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