スバル、SUPER GT 第5戦でSUBARU BRZ GT300がクラス初優勝

ドライバーの山野哲也/佐々木孝太/井口卓人SUBARU BRZ GT300

8月18日(日)、鈴鹿サーキットで行われた2013 AUTOBACS SUPER GT 第5戦「第42回 インターナショナル ポッカサッポロ1000km」決勝にて、富士重工業のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナルが、SUBARU BRZ GT300(チーム名:SUBARU BRZ R&D SPORT)で参戦2シーズン目にしてGT300クラス初優勝を果たした。

SUBARU BRZ GT300(ドライバー:山野哲也/佐々木孝太/井口卓人)は、前日に行われた公式予選にてポールポディションを獲得。18日(日)の決勝レースでは、気温30度を超える中、ポールポジションからスタートした#61 SUBARU BRZ GT300がレースを終始リード。終盤には一時トップを譲るものの、逆転で2シーズン目の初優勝を飾った。

佐々木選手は「これまでポールポジションを獲得しても勝てませんでした。ですから今日はスタートからダッシュをかけて人生を懸けるつもりで走りました。チームが勝ちたいという気持ちで送り出してくれましたから、絶対に勝ちたかったです。ホッとしたというのが本音です」と潤んだ目で喜びを表現。

山野選手も「世界に1台しかないBRZのレーシングカーということで世界のSUBARUファンが注目してくれていましたが、『ありがとう、やりました!』と言いたいです」と笑顔でコメント。

今回初参加の井口選手も「ホントにホントにホントにうれしい。久しぶりのGTレースで最初は緊張しましたが、みんながひとつになって結果になりました」と満面の笑みで喜びを表した。

辰己英治STI総監督は、「ドライバーはもちろんスタッフみんなの力があってやっと勝つことができました。デビューから時間はかかりましたが、この全員で勝ち取った優勝は大きな意味を持っています。レース後もたくさんのファンの方々がピットの近くに残って祝ってくれました。応援本当にありがとうございました」と表情を崩してコメントしている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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