トヨタ、トルコ工場で新型カローラのラインオフ式を実施

トヨタのトルコ共和国における生産拠点であるToyota Motor Manufacturing Turkey, Inc.(以下、TMMT)は、7月1日、同社サカリヤ工場にて、新型カローラのラインオフ式を実施した。
式典には、トルコ共和国のザフェル・チャーラヤン経済大臣、ニハット・エルギュン科学産業技術大臣らを来賓に迎え、トヨタの内山田竹志会長、Toyota Motor Europe NV/SAの沼毅執行副社長、TMMTのオルハン・オゼール社長らが出席。
式典で内山田会長は、「より洗練され高級感あふれるデザインとなった新型カローラは、トヨタが進める『もっといいクルマづくり』への新しいシンボルである。欧州カローラの母国となるサカリヤから、トルコの皆様とともに、カローラの新たな歴史を作って行きましょう」とコメント。
今回、ラインオフした新型カローラは、上質なデザインに加え、快適性を追求した広い室内や、優れた走行性・安全性能を兼ね備えている。欧州諸国の他、北アフリカ・中東・中央アジアなどに輸出され、バーソを併せると、TMMTの輸出先は計50以上の国・地域に拡大。今回の新型カローラ立ち上げに伴い、TMMTでは約1億5千万ユーロの新規投資と、約900名の期間従業員の新規採用を行った。尚、TMMTは、1994年~2006年まで、カローラの生産を行っていた。
TMMT概要
会社名 | Toyota Motor Manufacturing Turkey, Inc. (TMMT) |
社長 | オルハン・オゼール(Orhan Özer) |
設立時期 | 1990年7月 |
株主構成 | TME 90%、三井物産 10% |
工場所在地 | トルコ共和国 サカリヤ県 |
生産開始時期 | 1994年9月 |
生産車種 | バーソ、カローラ |
生産能力 | 約15万台/年 |
従業員数 | 約3,300人(新規採用の期間従業員を含む) |
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