「スカイラインをあきらめない」ってどういう意味!?「あきらめていたので嬉しい」「いやセダンとは明言していない」【みんなの声を聞いてみた】

  • 筆者: MOTA編集部
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2021年6月13日(日)に一部新聞で報じられた“日産の象徴「スカイライン」開発中止へ”に対し、日産自動車の星野 朝子 副社長が『そのような意思決定をした事実は一切ございません』『日産はスカイラインをあきらめません』と異例のコメントを発表。この発言がSNS上で大きな反響を集めている。

誰もが気になった「あきらめません」というコメントのニュアンスに意見が飛び交っているのだ。

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目次[開く][閉じる]
  1. 星野副社長の突然のコメントにネット上の日産ファンは騒然
  2. SNS上では「ほっとした」「しかしセダンとは明言していない」と賛否両論入り乱れた激論状態に!
  3. 日産ファンの心に“火を着けてしまった”以上、想像以上のスカイラインが現れることを期待したい!

星野副社長の突然のコメントにネット上の日産ファンは騒然

その発言は2021年6月15日(火)、日産がプレミアムコンパクトカー「ノート オーラ」オンライン発表の壇上からだった。

日産自動車 星野 朝子 副社長は『先週末に日本経済新聞で“スカイライン開発中止”“日産の象徴、開発に幕”と報道されたが、そのような意思決定をした事実は一切ございません』と、わざわざ新聞名を挙げて明確に否定。『日産自動車は決してスカイラインをあきらめません』と語ったのだ。

生中継で配信されていた発表会の模様から、その情報はまたたく間にネット上を駆け抜けた。

SNS上では「ほっとした」「しかしセダンとは明言していない」と賛否両論入り乱れた激論状態に!

とにかくアツいファンが多いことで知られる「スカイライン」。SNS上では、星野副社長が発言した直後から

『スカイラインを諦めないってカッコいい言葉だ』

『最近の日産はかっこいいから期待したい』

『(報道は)ガセだったのでほっとした』

といった日産ファンからの期待の声があがった。

曖昧な発言ゆえ、疑心暗鬼な声も多く見られる

いっぽうで、星野副社長の発言がちょっと“ふわっとしている”との声も多く見られた。

『造るなら造ると明言するはず』

『曖昧な表現だ』

『「やめない」ではなく「あきらめない」がひっかかる』

『意味深だ』

と、なんともすっきりしない様子の反応も多い。さらに

『あきらめてはいないが(次のスカイラインが)セダンだとは言ってない』

『スカイラインという名の別のクルマという可能性も!?』

『クラウンのように次はSUVになる可能性だってある』

『次期型が出るとは言ってない』

などと疑心暗鬼なコメントも。

ファンゆえの叱咤激励!? キビシイコメントも

このほか、ファンゆえの叱咤激励!? と思われる厳しいコメントも見られた。

『株主総会対策のコメント』

『ブルーバードをあきらめたのはなぜか』

『マツダがロータリーを諦めないと言いながらRX-8の次が出てこないのと一緒』

『日経の報道に「やっぱりなあ」と思ってあきらめていた』

『前俊をあきらめない、的な?』

このように、冷ややかな書き込みも少なからずあったのだった。

とはいえ、多くの人のコメントの真意には、スカイライン、そして日産ブランドに対し、強い思い入れがある(あった)ことが透けて見える。日産には

『(同じく老舗ブランドの)クラウンの火が消えかかっている中で“あきらめない”って聞けただけで嬉しい』

と、温かく動向を見守る声をどうか大事にして欲しいものだ。

日産ファンの心に“火を着けてしまった”以上、想像以上のスカイラインが現れることを期待したい!

日産 スカイラインは、現在も継続して販売しているモデルである。次期モデルの開発計画について通常、メーカーから言及することはない。好意的に受け取れば、そうした背景から「あきらめない」などと曖昧な発言が飛び出たものと推察されなくもない。

しかし良くも悪くもここまで大きな反響を得たことで、日産としても“スカイライン”ブランドの持つ力を今まで以上に実感したのではないだろうか。

『感動した』

『楽しみに待ってます』

『頑張れ!日産』

多くの日産ファンの心に火を着けてしまったからには、これはもう期待以上の新型「スカイライン」が登場させるしかなくなった。

現在も日産の開発部門で密かに企画を進めているであろう次期スカイライン。多くの日産ファンを安心させるためにも、その姿を一日も早く見せて欲しいところだ。

[まとめ:MOTA(モータ)編集部]

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MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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