フォルクスワーゲン ゴルフ 1.2TSI 実燃費レビュー【総評編】(1/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
良好な燃費と実用性・快適性の高さは20年でも乗り続けられる
こうして都内から筑波山を往復する間で、トレンドラインには何度もうれしく驚かされた。
1.2リッターにターボチャージャーをひとつ組み合わせただけのエンジンなのに、道路を選ばず良く走る。カタログ値を大きく凌駕するほどの好燃費に、快適な乗り心地と静粛性。実用性と多用途性がよく考慮されているインテリアやシートアレンジ。
ユーザーに何の犠牲や我慢を強いることなく、求められる要求を高いレベルで実現している。それを円グラフで表すとすると、真円に近い、径の大きな丸が描けるはずだ。
長距離が苦にならず、新車から10年なんて朝飯前。ユーザーのライフステージを問わずに、15年あるいは20年でも乗り続けられるだろう。実用車の鏡だ、と言い切っても構わない。
実用燃費とカタログ燃費の違いについては、今回とても考えさせられた。
カタログに記載されている燃費値というのは、10・15モード走行という国土交通省によって定められた走行パターンによって計測されたものである。それは、輸入車も、日本車も変わりはない。
しかし、実際に走行した燃費がカタログ値を上回ったことなど、これまでなかった。カタログ値は、“現実とかけ離れた参考値”と了解していたから、実際に走行した燃費の方が悪くても気にしていなかったのだ。
日本車のハイブリッドカーなどの中には、浮世離れした値をカタログに記載していて、実際に走ると、まったく及ばないというパターンが少なくない。
燃費を意識した(というか、数字のために他のすべてを犠牲にして)運転をしなければ、カタログ値に近付かない測定方法に、そしてそのことだけに血道を上げているクルマって、誰のためになっているのだろうか?ユーザーのため?メーカーのため?そして、社会のため?
誰のためにもなっていないと思う。
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